■14:00〜14:40
鎌田副校長先生から学校の概要説明
○3つの使命
・教育基本法並びに、学校教育法に基づいて普通初等教育を行う。
中学校進学のためのいわゆる特別な受験学力の育成を一切いたしません。
・教育の理念と実践に関する研究並びに、その検証をする
・本学学生の教育実習を行い、教師としての資質と技術を養成する。
1年間に約1ヶ月間は教育実習期間となり、大勢の大学生が本校にやってきます。1クラスに3.4名、一度に60名ほどが実習しにきます。
○本校の教育方針
1.創造の精神をもつ、主体性のある子。(自分を高めようとする子)
2.民主的精神をもつ、社会性のある子。
(よりよい社会をつくる子)
3.人間尊重の精神をもつ、人間味のある子。(広く豊かな心をもつ子)
4.生命尊重の精神をもつ、健康な子。(強くたくましい子)
とくに現在、児童に自主自律の精神とその能力を培うことに主眼をおいて研究とその実践に取り組んでいます。決められた学習に取り組むだけでなく、仲間と共に学習をつくり上げる力、自分の学習を自分で見つけ、最後までやり遂げる力の育成を目指しています。
◆特色
@研究校である
A学部学生が教育実習にあたる
・未熟な学生が児童の教育にあたります。本校としても、学生の指導には万全の体制で臨んでいますが、予定通りに授業が進まない等、学習面で不都合が生じることもあります。1年間のうち、1ヶ月間実習生による指導があります。
B1学年を3〜4名の教員で受け持つ
・学級担任だけでなく、学年協力体制で児童の指導にあたっています。教員の得意な面を生かした教科分担方式や、児童の学習の要求を満たすための協力指導が行われます。
C4年生以上の各学年で15名ずつ、海外帰国児童の受入を行っている
・4年生以上の学年では、1学級の人数は45名となりたいへん多くなります。
D遠距離通学
・6校時まである日は下校時刻が午後4時頃になります。児童の安全のため、高学年児童を班長とした集団登校班を編成しています。
入学後1週間程度は、保護者の付添いで登下校します。
E宿泊学習や行事
・3年生から宿泊体験学習を行っています。
FPTA活動
・クラス役員は2名ずつですが、その他に2年に1回はPTA活動に主体的に奉仕いただくことになっています。卒業するまでに3回はやっていただくことになります。
Gその他
・所定の制服を必ず着用していただきます。持ち物等にも細かい決まりがあります。
・下校時、塾や習い事に直接行くことは厳禁です。必ず帰宅してから行ってください。
・最寄の駅まで等を含めて自家用車での送迎は厳禁です。学校周辺での駐停車もお断りします。
◆選考調査について
@選考調査を先に行い、その後、抽選を行って合否を決めます。
A前述のように、本校は普通教育を行いつつ実験的な取り組みをしたり、学部の学生が教育実習を行ったりします。また、通学が遠距離通学になることもあります。そのことを踏まえて、学齢を迎える子どもとしての身体的な面、知的な面、社会的な面、情緒的な面について心身の調和的な発達の様子を総合的に調査します。したがって、文を読むとか、文字を書くとか、数字を使って計算する等という調査は行いません。
B学区について
本校には学区が存在します。これは非常に厳しいものです。寄留等の不正は一切認めません。合格後に(入学後)も不正が判明した場合には、合格の取り消し並びに退学の措置をとらざるを得ません。学区については募集要項に示されているように平成21年10月15日現在の住所表示によるものです。学区はこちら
○PTA会費について(H21年度現在)
@PTA入会金:10,000円
A若梅会入会金:35,000円
B後援会入会金:100,000円 合計145,000円です。
○月々の諸費等について(H21年度現在)
給食費を含め、月々10,300円です。
■14:40〜15:10
主幹教諭益子先生から教育内容の説明
○本校がめざす「子どもの学び」
・6年間の子どもの成長の見通し
・6年間で身につけさせたい内容
“生きる力”21世紀を自分らしく生き抜く力=共に学びをつくりあげる力、よりよく考え続ける力、意思を決定する力、かかわる力
○体験学習
・3年生からの山荘学習
3年「知る」、4年「選ぶ」、5年「極める」、6年「修める」
○総合教育
最も力をいれている教育
・「高い規範意識」を育てていくことで、この学校の学習が成立する。
■15:10〜15:25
留意点の説明
・試験日当日は保護者の待ち時間が長くなります。本などをご用意ください。携帯電話は使えません。
・保護者控室の室温調整は不十分です。ご注意ください。
・公共の交通機関をご利用ください。自家用車での来校は絶対におやめください。高い規律意識を期待させていただきます。
■15:25〜15:40
質疑応答
Q:共働きです。学童保育に直接行くには?
A:帰りのルートを提出していただければ可能
Q:子どもの携帯電話所持について
A:緊急時のみの使用を認めています。学校で音を鳴らしてはいけません。許可制で所持を認めています。現在60%の児童が持っています。
Q:入学後1週間の送り迎えは必須ですか
A:必須です。3,4日間は送りに来てそのまま残っていただき、一緒に帰っていただきます。
Q放課後の活動はありますか。
A:曜日によってクラブ活動はありますが、どんなに遅くても16時下校です。朝は8時以前の活動はありません。
Q:中学校への進学について
A:弘明寺にある附属中学校へは希望すれば進学できます。現在半数程度の進学が認められています。10月の段階で調査を実施します。2月の進学テストも受験していただきます。残りの半数の児童は公立や私立中学校に進みます。
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