◇京都聖母学院幼稚園 赤野園長先生インタビュー
この4月に、大阪聖母学院小学校から京都聖母学院幼稚園に転任された赤野園長先生にこれからの抱負を伺ってきましたので、ご報告いたします。
この幼稚園はカトリックの人間観・世界観にもとづいて、一人一人の子どもを本当に大切にしています。担任の先生だけでなく、園全体で子供を見守っている幼稚園です。そして、保護者同士も仲良しですね。それは、たくさんの幼稚園の中から、この幼稚園を選んだという入口の時点で園を信用してくださっている方々には、共通する感情があるからかもしれませんね。
信頼して入園していただいているので、保護者と先生の関係もとても良いですよ。
ここは、幼児と保護者と先生が一体になれる幼稚園だと思います。
4月からの取り組みとしては、「しつけ」というものをもう一度見直しています。
@ 自分から先に挨拶出来る子ども
A 靴をそろえることが出来る子ども
B 椅子をきちんと入れる子ども
C しっかりと返事が出来る子ども
こういう基本的生活習慣が、しっかり出来ることを目指しています。
そして、知的好奇心旺盛な子どもに育つように保育していこうと考えています。
◇次に、幼稚園のホームページにある赤野園長先生のごあいさつ文をご紹介します。
名作アニメ「アンパンマン」の作者やなせたかしさんは、その歌のなかで語りかけます。「何のために産まれて何をして喜ぶ?わからないまま終わる。そんなのはいやだ!」
聖母はまさにその問いかけに対しての答えを自ら学ぶ場です。美しく明るい光と清潔感あふれる充実した施設のなかで、友だちや先生と思う存分遊びながら、子どもたちは大切にされること、認められることを実感として体験していきます。やがてそれは「自分がしてもらったとおりに…」とまわりの人々のために喜んで自分の力を発揮することに、大きな喜びを感じる生き方につながっていきます。園生活の根底に流れるカトリックの教えをもとに、情熱あふれる教職員が徹底的にひとりひとりの子どもと向き合い関わりあうことをとおして、子どもたちに「自分と他者、そして神さまを大切にすること」を教えていきます。やがて、人生のなかで出会うであろう幾多の苦難も、神さまを信頼して乗り越えていく逞しい「平和の天使」を育てるために。
今日も熱い教職員と温かく子どもらしい元気にあふれる子どもたちとのドラマがあちこちで繰り広げられている。そのような愛にあふれる幼稚園であり続けたいと切に願っています。
◇京都聖母学院幼稚園について
京都聖母学院幼稚園は保育内容も充実していますが、その他の部分についても工夫があります。
1、早朝保育・預かり保育
朝は8:00から早朝保育、保育終了後は18:00まで預かり保育を実施しています。また、春休み・冬休みも希望者を対象に預かり保育を行っています。
2、マリアぐみ(未就園児保育)
「マリアぐみ」は、幼稚園入園前の未就園児のお子様を対象としたクラスです。子育て支援事業の一環として家庭的な雰囲気で、同年代の子どもたちと遊びながら幼稚園に親しんでいただけるようにしています。保育時間は9:00から11:00までです。
情報提供: けいkids+
☆京都聖母学院幼稚園ホームページ
http://www.seibo.ed.jp/kinder/index.html