その1・・家族力
その2・・ON・OFFの切り替え
その3・・具体物をたくさん使う、時には自作しましょう。
その1・・家族力
たくさんの体験を家族ですること。休みの日には、親子でたっぷり遊ぶ、いろいろな体験をすることが大切です。
それは、決して小手先の受験のテクニックのためではなく、受験に向けて色々な試練を家族で乗り越える糧にもなります。
子供と向かい合う時間が多いお母さんは、ヒートアップしがちです。決してお母さんだけが一人で全てを抱え込まないように・・・。
お父さんが広い視野でお子さんの将来を考え、ご両親・家族で受験に向かって欲しいと思います。
また、「子供のために」遊ぶ、ではなく、大人も一緒に楽しめることが大切です。親子一緒に集中して楽しむことは、親子一緒に集中して
学習することにつながります。小学校受験を通し、家族で向き合い、時間を共有することが、子育てのとても楽しいひとときになり良い経験になるでしょう。
その2・・ON・OFFの切り替え
いわゆる「けじめ」です。昨今は、常に大人しい子、常にテンションが高く落ち着きがなくなってしまう子と両極端に別れる傾向にあります。
常に厳しく育てられたお子さんは、「良い子」になろうとしています。でも、学校が求めているのは、決して「作られた良い子」ではなく、
「子供らしくキラキラした目の子」また「反応の良い子」であると私たちの教室は考えます。
(これを理解していないと、模試での成績は良かったのに何故?という結果になってしまいます。小学校受験はペーパーの成績だけではない、と理解しましょう。)
小学校受験の準備をしながら、この「目の輝き」を失わないことは、ある意味、ペーパーの力をつけることよりずっと難しいかもしれません。
常にテンションの高いお子さんには、ただ厳しく叱り続けるのではなく、ご両親に甘えたり、自由な遊ぶ時間(OFF)を十分にとり、その上で今は、大人しくする、良い姿勢でいるという「ON」の時間を少しずつ増やしていきましょう。そして、試験という短い時間で、子供らしい素直な様子と6歳児相当のけじめのある態度が取れると結果は自然についてくると思っています
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その3・・具体物をたくさん使う、時には自作しましょう。
たくさんのペーパーを学習するのは、子供にとって大きな負担です。ペーパーが好きな子でも楽しめる量には限りがあります。一日に10枚のペーパーしかできないのを20枚、30枚に増やす努力より、その10枚の内容をどれだけ充実させてあげるか?は親の力量です。
ペーパー量を減らすためには、ペーパー上でなくてもできることを親がしっかり見極めることです。例えば、位置や記憶、座標の問題は、ペーパーで行うのではなく、小さなホワイトボードに座標などを書き、かわいいマグネットなどを利用します。行っていることはペーパーと同じでも目先が変われば子供は楽しんで行います。どうすれば子供への負担が減るか?常に考えながら学習することが、とても大切です。また、苦手な分野こそ、何十枚もコピーするのではなく、具体物を利用し、時には、シーソー、観覧車の模型も作ってみてください。「急がば回れ」の精神で、理解を深めるなら回り道をしてでも具体物を利用してみましょう
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