■10:00〜10:10 鈴木校長先生 挨拶
子どもには、それぞれの素晴らしさがあります。本校への入学を希望して頂いたお子様全員に来て頂きたい気持ちはありますが、やはり難しい。そこで、入学試験を行いますが、短時間での試験・面接ですので学校側がお子様の素晴らしさを見いだせないこともあります。ですから、残念なことに不合格になったとしても、それは、お子さんの能力が不足していると受け止めないでください。お子さんの前で、がっかりした顔を見せないでください。1番つらいのは、お子さんなのですから。「今回は縁が無かった。」と受け止めてください。人生は、小学校で決まるわけではありません。もし、どうしても同志社精神の中で学ばせたいとお考えなら、同志社は、中学校、高校、大学もありますので、再度チャレンジして下さい。
同志社は、「知識」と「徳育=心育」を両輪とする教育を目指しています。この教育方針を理解し、共感していただけるご家庭のお子さんに入学していただきたいと考えています。
■10:10〜
副校長先生 学校説明
今こそ、「心の教育」が問われる時代は無いのではないでしょうか。新島 襄先生は、「心の教育」を「心育」と名付け、130年以上も前に心の教育を前面に掲げて同志社を設立しました。この先見性に改めて驚かされます。本校では、子どものしなやかな心と体をともに育てていくことが大切だと考えています。
○同志社徽章の意味
正三角形を三つ寄せたマークは、知・徳・体の三位一体現しています。
○同志社小学校の3つの理念
1.キリスト教主義・・・良心の涵養
2.自由主義・・・・・・自治自立精神の形成
3.国際主義・・・・・・国際人の育成
○学びのスタンス
心を育み、自主的、主体的に学ぶことです。自分で考え成功や失敗を経験するうちに学んで行くのです。思考の過程の中に、学びが存在するのです。結果主義では無く、プロセスを大切にしています。「道草」の時間もそうした考えのもとに行っています。
○宿泊体験学習
1年生からすべての学年で行われるのは、珍しいことと思います。
1年生・・・学校合宿 (1泊2日) 2年生・・・花背山の家 (1泊2日) 3年生・・・ハチ高原 (2泊3日) 4年生・・・ハチ高原 (3泊4日)*スキー合宿 5年生・・・北海道 (4泊5日) 6年生・・・ボストン・アーモスト(7泊8日) 但し、今年度はインフルエンザの影響により、九州に変更
○本校の育てたい児童の力
1、思いやる心、いたわる心にあふれる児童
2、他者の傷みを自分の傷みのように感じることが出来る児童
3、知ることに夢中になり、学ぶこと、追求することに心が楽しむ児童
4、他者と関わることに喜びを感じる児童
5、自らがすすんで取り組む事が出来る児童
6、自立と自主の精神に富んだ児童
7、時には立ち止まって自分を見つめることが出来る児童
8、自然界に畏敬の念を抱ける児童
9、他者の良さを率直に評価出来る素直な心を持った児童
これらの力を育てるためには、学校と家庭の連携による教育が必要です。家庭では、教えすぎない。誉めるときは誉め、認める。読み聞かせを楽しむ。家族の会話を楽しむ。お手伝いをさせる。毎日の中で体力をつけさせる。自然体験をたっぷりさせる。体験を共有する。自立させる。点数化しない。向かい合うのでは無く、同じ方向を向いて共感する関係を作る。人に迷惑をかけない、駄目なことは駄目と絶対に許さない親の姿勢が必要でしょう。
○入試について
1、募集人数 第1学年 男子31人、女子31人 計62名
(今年度の同志社幼稚園からの推薦入学希望者28名を除く)
2、考査内容 @ペーパー、A運動、B創造力、C集団の中での行動、D親子面接
すべてを均等に重視します。多面的に判断します。ペーパーは難しい問題ではなく、毎日の生活の中で認識し、思考する範囲から出題します。決して、お子さんを駆り立てないようにして下さい。
3、通学範囲は指定していません。但し、遠距離は生徒に負担がかかるので、無理はしないで下さい。現在、2割強のお子さんが京都市街から通学しています。
4、専願、併願は、尋ねもしませんので不利になることはありません。
5、クリスチャンかどうかは、問題にはなりません。
6、面接はお子様と保護者に行います。ご両親揃っての面接が望ましいですが、お一人だからといって不利にはなりません。保護者の方には、本校の方針を理解していただいているかを尋ねる事があります。家庭の教育方針をお聞きすることもあります。お子さんに対しては、話を聞く態度を見ます。言葉足らずでも、気持ちを伝えようとしているかを見ます。そして、楽しんでいるかを見ます。
7、考査日は1日だけです。面接日は、全員にお会いしたいので、平日設定の方もありますが、どうかご了承下さい。もし、どうしても無理な時はご相談下さい。
○その他、よくある質問について
1、学習についていけないときのフォローについては、現在高学年には、朝に苦手科目の補習を行っていますが、基本は授業ないでの理解を目指しています。
2、同志社幼稚園との交流を行っています。
3、同志社中学校との交流は、現時点ではありません。
4、国際小学校とは兄弟校になりますので、交流は考えておりますが、転校・編入は一切出来ません。
5、放課後のアフタースクールはありません。クラブはありますが、1年生は参加出来ません。家庭の事情で放課後の保育をご希望の方は、居住する地域の学童保育にお申し込みいただくことになります。現在の在学児童にも、地域の学童保育に通っている児童がいます。
6、卒業後は、学園の4中学への推薦が可能です。
最後に、志を同じくする者が同志社なのです。その点を忘れないで下さい。
■10:50〜
石川教頭先生
・1年間の行事の映像、1年生の1日の映像
○入試に関して
1、出願期間・・・2009年9月4日〜9月11日(金) 当日消印有効。窓口受付は致しません。 2、本人の写真は、すべて同じ物を貼付して下さい。
3、考査日・・・10月30日(金) 男児、 10月31日(土) 女児
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服装は運動に適した物。スカートよりキュロットやパンツの方が好ましい。
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上履き、下足を入れる袋、弁当。水筒、汗を拭くときのタオルなどを用意して下さい。
4、場所・・・同志社小学校
5、発表・・・11月6日
■11:15〜
校舎見学 その後自由解散
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