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小学校受験新聞TOP東京都市大学付属小学校>東京都市大学付属小学校 重永校長先生
 

東京都市大学付属小学校  
重永睦夫 校長先生 インタビュー

校長先生インタビュー

重永先生の簡単な経歴についてお聞かせください

東横学園大倉山高校で32年間教師をしておりました。教頭職を4年間、校長職を3年間務めました。その後、東京都市大学付属小学校の母体でもある学校法人五島育英会の総合計画室で初等中等教育を担当する部門に2年間おりました。そこは、五島育英会グループ8つの学校のうち、高校以下の学校の運営や教育のあり方などを長期的な視点でまとめる部署です。沖田前校長の定年退職にともない、今年3月上旬に付属小学校校長への内示をいただきました。高校教員の経験しかありませんでしたので驚きましたが、沖田先生とは10年来のお付き合いでしたし、小学校教育の大事さに関心を持っていましたので、大変光栄なことと思い、お引き受けいたしました。


東京都市大学付属小学校についてどのよう印象をお持ちでしたでしょうか

私が五島育英会に入った当初は東横学園小学校は募集困難校でしたが、平成になる前あたりでしょうか、改革に成功して段々と人気小学校に変わっていって、同じグループ内にいながらすごいなと思っていました。毎年安定した人気を維持するようになり、頑張っているなと感心し、五島育英会グループの中でも、教員集団としての質の高さを感じていました。 実際に小学校の中に入ってみて、かなり質が高いことを実感しています。
付属小学校では、職員朝礼が週1回あり、会議は月1回です。実は、私はこれらの回数を増やすつもりだったのです。しかし、実際に来てみると、なぜ朝礼が週1回で済むのかがよく分かりました。そのぐらいレベルが高い先生たちなのです。指示待ち人間がいません。ですから高い要求を行ってもよい先生方なのだと大変心強くなりました。打てば響く先生方だと大きく期待しています。

 


付属小学校で、これから重永先生が行っていきたいことはどのようなことですか

沖田前校長先生はじめ歴代の校長が標榜してこられた「高い学力」「豊かな心」はそのまま踏襲していこうと考えております。いままでの校長先生や現場の先生方が積み上げてこられたこの小学校の良いところを守ることが発展につながると考えております。 でも守るだけでなく、この「高い学力」「豊かな心」に加えて、創立者の五島慶太先生の建学の精神…「人格・風格のある人間」を育てることを強調するようにしていきたいと考えています。小学生向けには“りりしく凛として”という言い方が良いでしょうか。
私立小学校は高い月謝を頂いております。そこには、公立小学校にはできない高い質の教育をする責務があると思うのです。それが、「高い学力」「豊かな心」の他に、私立小学校ならではの品格と風格を児童たちにつけさせてあげることだと思っています。私立小学校らしい“りりしさ”に力を入れていきたいと思います。
そのような教育が“社会のリーダー”を育てていくのだと思います。東京都市大学付属小学校は“社会のリーダー” ・・・“頼れる存在”と言い換えたほうが良いかもしれません、そういう存在になる人物を育てていきたいと思います。道徳の時間だけそのような教えをするのではなく、学校全体がそのことを常に意識して児童に接していけば、自然と身につくものだろうと考えています。ですから今後、行事や学習が変わることがもしあったとしても、“りりしく凛として”という軸がぶれないようにしたいと思います。
その点で重要なのは“ちょっと背伸びさせる教育”ではないかと思います。その年齢が持っている力よりも少し上の課題を与え、達成させることによって、子どもは自らもっと学びたいと思うようになり、その力はどんどん伸びていきます。 そして、自信がつき人間の格が上がるのだと思っています。
それから、本校では、低学年は“からだ全体で学ぶ”、中学年は“ともに学ぶ”、高学年は“自ら学ぶ”というように、学年に応じた “学び方”を特徴づけています。常にそのことを意識しながら、児童の成長を見守っていきたいと思います 。

東京都市大学グループになって、学校間の連携が強くなったとお聞きしていますが、具体的にはどのようなことなのでしょうか

併設の中学校に、H22年度から共学化され校舎も新しくなる等々力中学校と、小学校のすぐ横にある付属中学校があります。付属中学校の校長先生とはよく会って色々なことを話しています。
2年前に建築された付属中学校の校舎は、大変機能的に作られており、施設的にも大変充実した校舎になっています。理科実験室が非常に優れていますので中高の理科の先生に小学生向けに授業をしてもらう機会を作るなどの連携を図れればと思っています。これも“背伸びの教育”になると思います。また、付属中学校には大変大きな学生食堂もありますので、小学生の学食体験なども考えています。せっかく隣にありますので最大限の連携をはかりたいと思います。
東京都市大学の横浜キャンパスにある環境情報学部准教授・小池星多先生の研究室では、NECが開発したコミュニケーションロボット「PaPeRo」を用いて“人間の活動に基づいた情報デザイン”の研究が行われています。 ここ数年は同研究室と都市大二子幼稚園が連携して、このロボットと園児とのコミュニケーションを通し、その研究が行われておりましたが、昨年度からは本校も同研究室と連携し、児童たちにプロムラミングをさせて、実際に動かすことを経験させています。また同大学の世田谷キャンパスでは科学体験教室というものが夏休みにあるのですが、現在は大学の近所の子たちを集めて教室を開講しています。 将来的には、付属小学校からスクールバスを出して世田谷キャンパスに行って経験させたいとも思っております。
現在高校と大学の連携教育を盛んに行っていますので、この学校間連携を小学校まで持ってきたいと考えています。グループ力を生かしていきたいと思います 。

 

ブログの更新が活発ですね

2年前に東横学園小学校から東京都市大学付属小学校に校名が変わったときに、HPも一新しました。 その時にブログ機能も加えたのですが、現場の先生方が多忙で週一回の更新になっていました。
大倉山高校時代に私はブログをやっておりましたので、こちらの小学校にきましてから、先生方の更新を埋める形で私が毎日更新するようにしました。
中高の6年間と、小学校の6年間は子供たちの成長の度合いが大きく違います。小学校の場合は、小さくて可愛らしい子どもが入学してきて、体も大きくなり心身立派になって卒業していくわけです。この6年間の成長は中高の10年、ひょっとすると20年に匹敵すると思っています。
私はその成長を見届けることができる立場になりとても嬉しいのですが、その喜びを保護者の方々と共有することが使命だと思っています。ですから、そういった子供たちの成長を少しでも毎日紹介していきたいと思っています。
幸い、そのブログも、学校のタイムリーな様子を見ることができるということで、在校生保護者の方には大変好評のようです。受験をお考えのご家庭にも見ていただき、東京都市大学付属小学校の飾らない様子を知っていただけたら嬉しいですね。

(東京都市大学付属小学校先生ブログはこちら


受験家庭へのメッセージをお願いします

私の好きな子育ての言葉に
「三つ心 六つ躾 九つ言葉に 文十二 道理十五 で末決まる」という言葉があります。
その年齢までに身につけておかなければならないことがあるという意味の言葉です。六歳までにご家庭でいっぱいの愛情を注がれ、また躾をつけていただきたいと思います。

小学生は“夢”を持たせる
中学生は“志”を持たせる
高校生は具体的に“力”をつける

がキャリア教育のキーワードであると考えておりますので、小学生になったらすぐ夢を語れる素地を幼児のうちに作っていただきたいと願っております。 警察官でもいいし、お医者さんでもいいし、ヒーローでもいいです。「ああいう風になりたいなぁ」と夢を語れるお子さんに育てて欲しいのです。
それには、日常生活において、保護者の方とお子さまとの会話、本の読み聞かせを増やしていていただくと、小学校に入ってから色々な“夢”や“目標”を持つことができると思うのです。
私どもとともに協力しながら、熱心にお子さまの教育に取り組んでいただけるご家庭を望んでおります。
我々は、日本の大事な“宝”をお預かりすると思っておりますので、ご家庭と小学校が協力しあいながら“社会のリーダー”“頼られる人間”を育てていきたいと思っています。

 

東京都市大学付属小学校 紹介ページは こちら