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小学校受験新聞TOP> 私立・国立小在校生ママの連載コラム

私立・国立小 在校生ママの連載コラム

現在、二人のお子さんを私立小学校と国立小学校に通わせているお母様が日常をつづる連載コラムです。

 

普段の生活や、通わせているからこそ感じる私立小学校と国立小学校の違い、お子さんの様子、また、受験学習を行っていたころのお話などにも触れて書いていただく予定です。

 

在校生保護者として、また、受験経験者ならではの視点で書くコラムですので、これから受験されるご家庭に参考にしていただけたら嬉しいです。

私立小学校、国立小学校、そして小学校受験については色々な考え方やご意見があると思います。

一つの考え方として参考にしていただければ嬉しく思います。

 

第23回目 コラム

 

今年、私立小と国立小にそれぞれ通う子供たちの学校行事で「お泊り」が実施されることになり、それぞれにビックリさせられたこと、を書かせていただきます。
お子様が入学されて経験される行事です。志望校選びのお役に立てればと思います。

まず、国立に通う子供の学校では、「自主・自立」を大きく謳っているのですが、1泊の宿泊の2日目の午前中には保護者が校内までお迎えに行かなければなりません。また、ボランティアと称してたくさんの保護者の協力のもとに行われておりました。
日々逞しくなることを期待されている子供達にとって、少々手厚すぎる保護のもと行われる「お泊り」に普段の教育目標とかけ離れた、ある種の現実を見てしまったような気がいたしました。
また、私立に通う子供の学校では、ここまでお任せしてしまって、というほど保護者の手は取らず、ある種の逞しさを感じる程です。送迎などは一切なしで、準備にいたっては新たに購入などすることなく家にあるもので対応するように、と日常の流れの中に「お泊り」を行いたい考えが伝わるものでした。
最近では、少子化の影響で社会の中では「お子様」な扱いが当たり前になりつつあります。
子供にとってその「お子様」な扱いはどうなのか? と疑問を感じる事がよくあります。
社会の一員として、公共でのマナーや、自宅での役割分担など、合宿だから頑張るのではなく、普段から「あたりまえ」の行動として取り入れていき、特別な“僕たち・私たち”と共に、社会の一員である存在を伝えていってやりたいと考えさせられた、今年の夏でした。
私学だから、国立だからと、一くくりには出来ないのが現実ですが、やはり、それぞれの学校の教育方針・理念などはそれぞれに全く違うものであるということがとても良くわかったような気がいたします。
これから志望校を決められる方々は、行事などにも特色が出ておりますので、調べて見学してみるのも良い方法かもしれません。

22.7.12

 

 

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第22回目 コラム

 

ゴールデンウィークも終わり、今年度がスタートして少しずつペースが つかめてきた頃になりますでしょうか。
今回は、子供たちが通う学校においての生活習慣についての指導の お話をさせていただきたいと思います。
私立に通う子供の学校では、年に何回か自身の生活を振り返る生活評価表 のようなものが配られ、親と子供とで普段の生活を振り返り反省したり、 頑張ったと評価をしたりする機会が設けられています。
毎日の生活においてあたりまえに行われているであろう行動、例えば、自分から「おはよう」と 両親や近所の方にごあいさつができるなど、出来ていてあたりまえと思えるような ことが以外と出来ていないことに気づかされたり、ハッとするようなことが 定期的に振り替える事が出来て、親としてもきちんと導かなければ、という 気づきになりとても有難い評価表だと思っております。
国立に通う子供の学校では、特にそういったものがなく、 自由な校風をいつも感じております。しかし、ここが問題で、 自由となんでも許されるということは、全く違うということを 子供も親も痛いほど知らされるのです。 自由とは、自身がやるべき事を出来たうえにある、責任ある行動だと いうことが幼い頃から実践されています。
よく、国立は実験校だから授業が自習になることが多いと言われています。 それは事実です。実験校という言い方にはかなり疑問がありますが、それぞれの先生の研究テーマに即した素晴らしい授業が行われる傍ら、 先生がその授業のための研究時間が自習と言った方が少しは的を得ているように 思います。
その自習時間には、ほんの少しの課題がありそれを終えた人は教室内で静かに出来る事なら 何をしても良いらしく、子供たちはその自由時間を目標に頑張るそうです。
きっちり授業をしてもううことが良いか、何かの「嬉しい」ことのために 少しの頑張りをすることが良いかは、まだまだ結果はわかりません。 いずれにしても、いつも感じている事は両校それぞれに良いところが あり、それぞれに問題も感じたり・・・
子供たちが楽しく通っている両校、成人してから、親となった時、それぞれの歩んだ道がどのように輝き、また影となるのかは まだまだ未知数ですが、素敵な毎日の積み重ねを大事していきたい、それぞれの子供の個性を大事にしていきたいと強く思っております。

22.5.16

 

 

第21回目 コラム

 

四月だというのに雪が降ったりして、季節のお勉強をなさっているお子様には とんでもない事実だと思います。
しかし、例えばパンジーのお花。季節を問われれば「春」が正解です。でもそれだけでは不十分で、問いの内容が、 「つぎの花のうち、お正月にでも見られる花を答えなさい。」 というような問題の中に、パンジーがあればそれも正解になります。 四季でいうと不正解ですが、パンジーというお花の特色をいえば、 一年中見かけるお花で、一般常識の内容に区分されるそうです。
小学校受験、本当に難しいと思うところはこういうところだと思います。 やはり、6歳前後の幼児にただの詰め込みは良くないということだと痛切に感じた一題でした。
後、母の日と父の日がこの時期のイベントだと思うのですが、母の日は「春」として、 カーネーションとセットでお勉強される事が多いのですが、何かと薄れている父の日。 是非、「お父さんお疲れ様」とイベントを盛り上げて下さい。 季節は6月ですので、「夏」ということになりますが、 夏休みを終えるとすぐに面接があります。話題の為、というと お父様に大変失礼になりますが、やはり家族が仲良く過ごしている様子が お子様から伝わることが一番だと思います。 少し、限られたお話になりましたが、これからは、具体的な内容をお伝えしたいと思います。

22.4.27

 

 

第20回目 コラム

 

桜が舞う中を、真新しい制服を着て緊張されるお子様の姿に 逞しさやこれからの無限の可能性を感じられた事と存じます。 入学式が終わると、そろそろ初めての参観日の案内があると思います。 その参観日の様子を少しお話させていただきます。
私学の参観日には、大変な感動をしたのを覚えています。 子供たちが、とても一年生とは思えないほど落ち着いていて、 挙手の仕方、あてられた後の姿、発表の仕方、などなど教えの素晴らしさを 肌で感じることが出来ました。
先生のお話から、脈々と受け継がれている伝統が生きている、とのことでした。また、お母様の洋装もスーツの方あるいはジャケットを羽織られているか どちらか、という雰囲気でした。
国立の方は、それはそれはとても自由な授業が繰り広げられ、 個性爆発!!といった様子に驚きを隠せない状態だったのを昨日の事のように覚えております。 驚いたのは事実ですが、子供たちのそれぞれの個性を存分に引き出してくれる事は 素晴らしい事だとも思いました。飛び出す言葉や、発想は大人顔負けのような時も あるくらいです。また、お母様の洋装も、とても自由な雰囲気で スーツの方は殆どいらっしゃらないくらいで、中には色眼鏡で大変お洒落な 着こなしをなさっているかたなど、保護者も自由な感じを受けました。
いつも同じ事をくり返すようですが、どちらがどう、とは思いません。 ご自身がどうありたいか、それに尽きると思います。私事ですが、 先生がネクタイをなさる事を前提に考えて、どちらに出席する時も ジャケットは必ず着用するようにしております。

かわって現在お受験を目指し頑張られている方にとっては、 焦りや不安の絶頂にいらっしゃる方も少なくないと思います。 まだまだ春です。夏以降、ダッシュをかけると想定すると 今は準備運動の時期です。あまり難しい問題に取り組むのではなく お子様が楽しい!!と感じられるようにしてあげることに力を注いであげて下さい。
一通りの基礎を完璧にしたうえで、夏前に少し難しい問題にチャレンジ出来るよう 確実な力をつけてあげて下さい。そういう意味では、この準備運動は今後を左右する とても大切な時期だと思います。
来年の桜が咲くころ、志望される学校の制服を着ていると想像されて 今の時期を大切に過ごして下さい。
一通りを無理なく準備するのに約1カ月〜2か月と考えますと、 全く焦ることもないですよね。
素敵なお受験準備、心より応援いたしております。

22.4.12

 

 

第19回目 コラム

 

春とはいえ、寒い日が続き桜のつぼみがかわいそうに感じられる今日この頃です。 新学年を控え、身の引き締まる思いの方が多いと存じます。
二人の子供の入学式に出席して、やはりここにも学校のカラーを強く感じる事がありました。
私学に通う子供の入学式は、カトリック系ということもあり、かなりシックな洋装の方が多く見受けられました。 入学選考の時の紺色スーツの方が7割、後の方はグレーやベージュのスーツ・ワンピースだったと思います。 国立に通う子供の入学式は、かなり華やかな印象を受けました。お着物でこられている方が3割ほどいらっしゃいました。 他の方は明るい色目のスーツやワンピースの方が大半で紺色のスーツの方は皆無だったように思います。
入学式の内容も、全くと言ってよいほど違い、私学は手作り感のある温かみのある式で和やかな雰囲気の中お開きになったと いう感じでしたが、国立の方は、親も整列させられての着席になり、はみ出しは許されないといった状況でした。また、子供たちも キチッと整列し、入場行進の曲に合わせてきびきびと動く、背筋がピンと伸びるような厳格な式といったものでした。 式自体、スクールカラーがわかりやすく表現されていてどちらにも好感を持てました。 そのあとが、まったく異なっておりました。 やはりどこまでも競争なのが、国立なのでしょうか、塾はどこがいいかしら? もう掛け算までいってるの? というような会話があちらでもこちらでも、という状態で入学式の桜を楽しんでいた私たち親子は陸地の孤島に 送り込まれたようでした。 現在も競争は繰り広げられているなか、未だ孤島にたたずんでいる親子ですがそろそろ重い腰を上げて動き出さなければ と考え始めた今年の春です。
私学も水面下では、熾烈な競争があるとは思うのですが、表面だって動きを感じない為、比較的穏やかな日々を過ごしております。 しかし、教育にゴールはないのですが「社会に出る」、と一つの節目を迎えるときにこっちがこうで、そっちはこうだ、 というひとくくりにできる問題ではないように思い毎日子供たちを前に悶々と考え込んでしまうのです。 子供に親がしてやれることの一つとして、環境を与えてやるという大切な役目をしっかり果たしていきたいと思っております。 人間形成の基礎となる小学校生活は最も大切な時期と考えております。
これから小学校受験をされる皆様もお子様の限りない可能性を 発揮できる環境をお子様とご一緒に探してみてください。その答えは遥か未来にしか出ないのですが、今がなくては未来はありません。 あまり気負わずに、今を大切に育んでいけたら… 素敵ですね。

22.3.29

 

 

第18回目 コラム

 

今回はペーパー対策の事を書かせていただきます。
幼児教室などでは、タイムをはかりかなりのスピードで処理をさせていくという方法がとられているところがあります。 お受験の準備をかなりされてきたお子様には有効な手段だと思います。
子供はやはり競争には勝ちたい、という思いがありますので短時間に集中して取り組むという姿勢が身について良いと思います。しかし、最近準備を始められたお子様にとってただやみくもに「早く早く」といってタイムをはかり急がせることは、百害あって…ということになると思います。
まず集中力がなくなり、ただただ早く済ませることにのみ集中し、問題を注視しなくなり、ケアレスミスが多くなるだけだと思います。
幼児教室に通われているお子様は教室では、そのような取り組みをされているのであれば、ご家庭でペーパーに取り組む際には是非じっくり取り組むようにさせてあげてください。お母様にとっては、大変忍耐のいるものになりますが、今少し待ってあげることで、夏以降グンと伸びていかれるお子様にビックリされることと存じます。
また、年長になられる方にとっては、焦りを感じる方と余裕を感じる方の温度差がかなり開く時期になると思います。 月齢の違いがまだまだある幼児にとって、ペーパーの結果で一喜一憂するのは後々息切れの原因になってしまいます。 せめてお母様だけは、お子様の素晴らしい可能性をジッと待ってあげてください。 我が家の下の子供は、年末生まれで殆ど早生まれになります。 行動・発する言葉全てが幼くて、しっかりしたお子様と比べて「なんて幼いんだろう」とよく落胆いたしました。 しかし、受験期を迎えた春から再度全てのペーパー分野、巧緻性を求められるものなどを彼のペースでやり直すことに いたしました。それはそれはこちらがおかしくなるのではないかと思うくらい、イライラもしましたが、 秋を迎えたころには、基礎が出来上がった分、難度の高い問題にもじっくり取り組めるようになり 競争にも勝ちたいと自然に思うようなっている事に本当に驚きました。 以前、小学校受験は、お母様とお子様が今までどのように過ごされてきたのかを見られる試験です。 と、言われたことがあります。
受験が終わった時にその本当の意味がわかったような気がいたしました。 毎日が受験日をゴールにして向かって走る日々ではなく、もっともっと楽しんで毎日を過ごしていただけたらと 思います。
一番かわいいさかりのお子様と素敵な時間を重ねていただければと願っております。

22.3.13

 

 

第17回目 コラム

 

まだ二月だというのに温かい日が続き、まるで春のような気温の日が 多くなって参りました。暑さ寒さも彼岸まで、と言われるように 春はもうすぐそこまでやって来ているの感じる毎日です。
さて、ちょうど季節の変わり目でありますので、今回は 季節のお勉強について書かせていただきたく存じます。 子どもたちが知っている一番有名な行事(イベント)の「クリスマス」を話題にして、 「クリスマスといえば、どんな事を思い出す?」の質問から 「そうだね、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるよね」 「クリスマスって寒ーいときにあるんだけど、季節ってわかるかな?」 「そうだよね、、寒ーい冬に来てくれるから、温かそうな赤いブーツを履いて来てくれるんだよね」と、それぞれの季節の中で最もポピュラーなものを一つだしてお話を楽しみます。
お子様が四つの季節があることがわかったら、 日本には四季があり春夏秋冬をくりかえしていることを理解できるようにします。クイズ形式で 「冬の次は、どの季節?」や「春の前の季節は?」 と、順番を追って、または逆順して理解を深めます。 そこまで理解できたら、次は細かな行事や花の名前など 季節を分けられるものに着眼していきます。 「ひな祭りってどんなものを飾るかな?」 「そう、御内裏様と御雛様、それに菱餅っていう御餅も飾るんだよ」 といった具合にお話しを広げ、出来れば実際に ご一緒に飾って実物に触れながらお話を進めていく方法が理解しやすく、印象強く残ると思います。
季節感と物の名称を同時に暗記していくことは容易ではございません。 触れさせてあげられる事柄に関しては、一緒に触れ合い、難しい事柄に関しては、図鑑などで確認しながら学習するが一番の近道だと思います。
新年中さんの場合、まだもう一回一年を通して四季を体感できますが、 新年長さんの場合、一度限りのチャンスになります。 後はペーパーのプリント問題を切り取り、色塗りをして 遊びながら確認をしていく方法が子供には負担が少なかったように思います。 市販のカードなどもございますが、やはりお子様がご自分で切って塗ったものの方が、喜んで遊んでくれることと思います。 なにかと費用のかかる小学校受験ですが、意外に身近なもので御勉強できるのも小学校受験の良いところだと思います。 そういった意味でも毎日の生活を丁寧に過ごすことが一番大切なように思います。

22.2.25

 

 

第16回目 コラム

 

今秋にお受験を控えられていらっしゃる保護者様にとりましては、 お忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。 今回は、受験では必ず出題される「指示行動」について お話させていただきます。
家庭では出来ない課題と思われがちですが、 身近なものを題材にして、受験さながらの内容を行うことが可能なのです。
例えば、お手伝いをしてもらいながらのお勉強です。 乾いたお洗濯ものがあるといたします。
「お洗濯ものをいれるのを手伝ってくれるかな?」
「その中からタオルを取り出して、そのタオルを四つ折りにしたら、右から2つ目の上から3段目の引き出しになおしてください」
お母様とのふれあいの中に、お勉強を取り入れられるとても素敵な時間をつくる 事が出来るのです。大人にとっては簡単なことですが、お子様にとっては 指示が3つもあるとても難しい課題になります。 はじめは課題を1つ、2つにして楽しく取り組んでみてください。
これから、少しずつ家庭で取り組める課題をご紹介できたらと、思っております。
みなさまにとってお受験当日までの毎日が素敵日々であることを お祈り申し上げます。

22.2.10

 

 

第15回目 コラム

 

新しい年を迎え、家族で、親戚で新年のお祝いや、初詣、たくさんの行事が目白押しだった一月ももう終わろうとしています。
新年長になられるお子様にとって、とても大切な時期になるかと思われます。
実際の入試問題に、季節を問う問題として出題されることも多い行事ですが、入試に出るから、というのではなく、折角日本という伝統行事の多い国で生活しているのですから、一つ一つ味わって意味を理解しながら大きくなっていく、というのも大切な「育ち」の一つだと思います。
古い友人の言葉ですが、 「育ちは買えません。経験するか、しないかだけかもしれないですが、すべてのことは幼少期からの環境でその後の人生には大きな変化があるように思う」 と言っていたのを思い出しました。
お子様を取り巻く環境をきちんと整えて差し上げることが最も大事なことで、お机に向かってお勉強するのはその次で十分だということを告げられているようにも感じました。
あたりまえですが、朝決まった時間に起床し、食事を摂り、元気に幼稚園に通い、お友達と仲良く遊ぶ。そして、ご家庭での約束事として何かお手伝いしたり、少しの間机に向かって気持ちを静めて何かに取り組む。また、決まった時間には就寝し・・・
この日々の繰り返しの中に、行事を大切にする時間を持ったり、何かに没頭する時間をもったりすることが一番のお勉強につながるのかもしれません。
子どもたちが通う私立・国立の小学校の入試の際よく言われていた言葉です。
「就学期を迎える子どもとして、適切に育まれてきたお子様にご入学いただきたい」 と強く仰っておられました。
漠然とした内容になってしまいましたが、毎日をきちんと大切に過ごし、大人が少し余裕を持ってお子様を見守る姿勢を忘れないことが一番の成長を促す方法ではないかと思います。かくいう私は、ついつい手をだしてしまいがちだったのですが、子どもは意外となんでも出来るもので、ある日突然「これくらい出来るから、見てて」と言われ、ハッとしたのを昨日のように思い出されます。
新年長と言われ、入試までカウントダウン!というようなお教室もあるようですが、今の時期一番大切にしてあげたいのは、とにかく毎日を規則正しく過ごし、興味を示すことに一緒に反応してさしあげて、少しの間なら一つの事に集中して座っていられる習慣づけをしてあげることだと思います。
今からあまり気負われることなく、楽しくお過ごしいただける一年になられることを願っております。

22.1.23

 

 

第14回目 コラム

 

現在年中の方々は、いよいよ来年受験本番を迎えることになり、 お受験の業界では新年長と呼ばれることになります。
まだ1年あるのですが、一つだけ心に置いておいて方が良いと思うことを 今回はお話をさせていただきたいと思います。
受験まであと1年ということは、年間行事もあと1年つまりは 1回限りなのです。行事は季節に密接に関係し体験したうえで 理解していくのと、紙面上だけで理解するのでは 子どもにとってはかなりの違いだということです。 例えば、「お正月」 お正月はいつ?  何をするのかな?  何をもらうのかな? どんなものを飾ったかな?  どんな遊びをしたかな?   どんな物を食べたかな?
上記のように一つの行事でも様々なことがあります。 お子様と一緒に体感しながら、確かめながら行事を行うことは 少し面倒に感じるかもしれませんが、後々プリントなどで 覚えこんでもらうことを考えれば、楽しい時間を過ごしながら、 学べるというとても理想的な方法だと思います。
今からでも、いろいろなことをお子様と時間を共有し、 楽しい一年をお過ごしください。

21.12.30

 

 

第13回目 コラム

 

12月に入り、お忙しい毎日をお送りのことと存じます。
今回は国立で行われる抽選についてお話させて頂こうと思います。
私が国立を受験する前、心に引っ掛かっていたことがこの「抽選」です。
学校によって行われる時期が様々ですが、我が家の志望校であった国立は 一次試験と呼ばれる、面接・ペーパー試験などが行われた後、適格であった 児童のみ抽選に臨むことになります。 ですので、ある意味せっかく合格を頂いた後「抽選」により 最終的に入学者が決まるということに、正直耐えられるかどうか不安でした。
受験前は、一次試験さえ通過すれば・・・などと思っていたのですが、 近づくにつれて、通過した後の抽選が気になり始めました。 その時に先輩ママに言われた一言が大変に励みになりましたので、 その一言をみなさまにお伝えさせていただきます。

「絶対に大丈夫!」と強く思い(決して、もしかしたらダメかも…などとは絶対に考えない) ふわふわした気持ちではなく、そのことだけに集中して臨むこと!

ということでした。しかし、なかなかあの張りつめた会場では、弱気になってしまい そうでしたが、不思議と子供を信じることに専念することで、邪念は吹き飛んでおりました。 やはり、抽選が終わるとそこには厳しい現実が待っています。 一緒に頑張ってきたお友達が、残念な結果でその場を去って行かれる姿を 何も声をかけられず、ただただその場にひっそりと座っていたことを昨日のことのように思い出されます。
子ども達はとっても敏感です。たとえどちらであったとしても、お母様方の心の湖にあまり波をおこさない 事が一番だと思います。当然、今までの事が思い出されて嬉しい涙、悲しい涙を流されたい 心情はわかりますが、そのことで一番影響を受けるのは大切なお子様です。 出来る限り、お子様の前での涙(どちらの涙も)は避けてあげてることが望ましいと思います。 嬉しい涙は、お子様に知らない間に選民意識を植え付け、 悲しい涙は、お子様にお母様を悲しませたという罪悪感を持たせてしまう 可能性があるからです。
まだ6歳のお子様に、上記のような感情を抱かせたい御両親はいらっしゃらないと思います。 小学校受験は必ず結果が出るものです。 言いかえれば、まだまだ先の受験に向って努力している時が一番幸せなのかもしれません。
毎日の幸せは、その日の為だけにある!
というような努力ではなく、 ずっとずっと続いていく子ども達の未来に素晴らしいものであるように、生活の一部に、今の生活の延長線上にお受験があるくらいの方が素敵だと思います。

21.12.9

 

 

第12回目 コラム

 

11月の中旬になり急に冬らしくなってまいりました。
私学受験がようやく終わり、国立を残すのみ… など年末に向けてお忙しい毎日をお過ごしになられていること存じます。 今回は受験が終わり、その後行われる「合格者召集日」について少し お話したいと思います。 私立の方は、その学校のカラーにより多少異なってくると思うのですが、 共通して言えることは、合格者の皆様は一日も早くその学校のカラーにより染まっていきたい、 学校側も、カラーをお伝えしていく中で、伝統を繋いでいきたい、 という雰囲気が漂う一日になります。
国立の方は、カラーがあるのかもしれませんが、 よく言われているように、いろいろな方がおられるのが国立です。 私としては、特にカラーと感じられる統一感はないように思われました。 合格後間もない日程にも関わらず、その喜びを噛みしめるではなく、 すでに、六年後を見据えて次の動きを開始し始めている 保護者の方が多く感じられる一日になります。
両方とも当然の様相だと強く感じられましたし、どちらがどうとも思いませんでした。 ただ、私の気持ちとしては、どちらに出席した場合にも思った事ですが、一生に一度しかない、小学校入学という晴れの日を迎えられる喜びを ただただ味わっていたいという気持ちでいっぱいでした。 これを読んで下さっている皆様が、どこで「合格者召集日」を 迎えられても、その日にそこにいる事が出来ない結果になったとしても、温かい木漏れ日の桜の木の下を歩く、お子様の晴れの日を 御家族で楽しみながら待つ、今この時を素敵な時間として過ごされることを心より願っております。

21.11.21

 

 

第11回目 コラム

 

11月に入り、本格的に寒く感じる日が多くなってまいりました。
今年は新型インフルエンザ が大流行する中、乾燥する季節を迎え季節性インフルエンザも流行する時期になり、お子様を 持つお母様は、心配が絶えない季節になりました。 もうすでに、お受験を終えられた方、現在発表待ちの方、様々な方がいらっしゃると思います。 ずっと頑張ってやってきたことに対して、何らかの答えが出るこの頃は、何とも過ごしにくい時期ではありますが、受験されたそれぞれの御家庭のカラーがハッキリとわかる時期でもあります。
お母様とお子様で勝ち取られた「合格」、たまたま御縁がなかった「不合格」、正直うれしい涙と悲しい涙の 温度の差はかなりあると存じます。でも、その涙は最高でも最低でも1晩にしていただけたらと思います。子供たちは そんな一日でも成長し続けています。お子様の一番大好きなお母様が、悲しい涙をいつまでも流されていると、 本当に悲しむのは大切なお子様です。大好きなお母様が傍で微笑んでさえいてくれれば、お子様の毎日は 輝いたものになるに違いありません。 小学校受験は「時の運」とも「ご縁」ともいわれるほど不透明な部分があるのが本当です。 また、結果は「合格」「不合格」ではなく、「合う」「合わない」ではないかと思うことがあります。 一つの目標に向かって、ご家族で一丸となって努力された事はかけがえのない財産です。結果がどうのこうのではなく、 その日々、その努力、なにより御家族との思いではお子様には宝物です。素敵な経験をどうぞこのまま 素敵なままにしておいてください。 幼稚園にご報告なされる時は、さりげない形でされてくださいね。周囲のお母様方がご覧になられています。 一緒にお受験されたお友達同士は、お受験の延長ではなくお友達としてお付き合いされることを願います。 みなさんが同じ結果なら良いのですが、そうではない場合はとても難しいかもしれません。ただ、そう感じられた 場合は自らバタバタと動き回らず、毎日を普通にお過ごしになれば良いかと思います。 結果どちらであったとしても、とにかく「毎日の延長線」としてお過ごしになられることをお薦めいたします。 素敵なお子様と、良識あるお母様が、すばらしい春をお迎えになられることを切に願っております。

21.11.07

 

 

第10回目 コラム

 

インフルエンザが流行している中でのお受験は、受験生を持つ御両親にとっては本当に大変な時期をお過ごしのことと存じます。 今回は、受験本番前についてお話させていただきます。
受験前は、いろいろな事に敏感に感じる時期だとは思いますが、ここが全てを握る、といっても過言ではないほど大切な時だと思います。大人が緊張するのですから、子供がそうでないはずありません。 この時期、直前の模擬試験があったり、直前講習があったり、とかく他のお子様と比較する機会に恵まれてしまいがちですが、お母様の感情が、言動が、心情が… そのままお子様に通じてしまうのです。 ここまできて、模試などに振り回されてはもったいない!の一言です。(良い結果で浮かれてしまう、悪い結果であれこれ指摘しまう事も含めてです) そんな事に大切なお子様の心を乱されないで下さい。 模試は模試。お子様をご覧になるのはお教室の先生ではありません。 志望校の先生方です。お子様の底力を信じ、今こそ親子の絆の強さを確認し、当日を「いつもの毎日」の延長で、気持ち良くお迎えになってください。 このいつもの毎日の延長、というのが意外と難しいようで、我が家の子供たちはいわゆるお受験幼稚園(9割以上がお受験する子供たち)に所属しておりましたので、私が特にお受験についてなにも言っていなくても、「お友達の、○○ちゃん落ちたんだって…。何が落ちたの?」といった感じで、帰宅するのです。こちらとしてはびっくりするばかりで…
我が家では、お受験に対して「合格」「不合格」のことは話しませんでした。 「あなたに一番良いと思ってくれる学校が、あなたを呼んで下さるの」と話しておりました。受験当日も「あなたの素敵な部分をたくさん見てくださるよ」と、試験であることは一切伝えませんでした。それが良くないとされる教室もありますが、私どもは「子供らしさ」を一番大切にしたかったのでこれだけは譲れませんでした。
結果、子供達は合格を、合格ではなく、先生たちが、「ここが良い」と思ったから、そこに行くのであって、どこのどの小学校が良い・悪いという思いを持たずに進学いたしました。もし、残念な結果であっても子供たちは傷つくことがないこの方法は、私どもの周囲のお友達にもお勧めいたしました。 自覚を持たせる、という観点ではこの方法は良くないのだと思います。 ただ、6歳というまだまだこれからのお子様方になにを望まれるかだと思います。 お受験が、良い経験だったと思えるかどうかは、御両親の心の持ち方だと思います。何よりもお子様が成長し、傷つくことなく一つの通過点に過ぎないようにすることが大切ではないかと思っております。
この時期は普段とは全くことなる空気が漂いがちだと思うのですが、もうすぐやってくるクリスマスの話題で盛り上がったり、御家族で過ごす、休日を充実させたりして、いつもの10月・11月をお過ごしください。我が家の週末は、秋の気配たっぷりの公園ツアー三昧でした。 読んで下さった皆様が、素敵なお受験をされることを心より願っております。

21.10.23

第9回目 コラム

 

小学校受験を迎えられた方も、もうすぐお迎えの方も昨今の新型インフルエンザの流行にはただただ恐怖を感じることと存じます。 今回は、この新型インフルエンザに対する対応についてお話させていただきます。
私立によるかもしれませんが、我が家の子供が通う私立については、 家族の中の一人でも新型インフルエンザに罹患した場合、登校を控えて下さい、との お手紙が数回入り、各クラスに発熱を認める生徒が数人出ると 「健康調査表」がお手紙に加わり、登校前の体温と当日の咳の有無や鼻水など 細かいチェック欄がありそれを持って登校し、うがい薬と手洗い後教室に入るという 徹底ぶりです。
国立の方は、兄弟姉妹に感染者がいる場合でも登校はもちろん可能で、健康調査なども ございません。無理をして登校はしないでくださいという趣旨のお手紙が何度か入りました。 基本体制として、細かい事を連ねるのではなく判断は自主的に常識的に行って下さい、という 感じです。 国立だから、私立だからということは言えませんが、細部にまで注意を行き届かせる度合いの 違いはかなり感じました。もちろんこういったこともどちらが良い悪いはないと思います。 お子様を通わせるには、どういった雰囲気・どういった対応を望まれるかを熟考されて 志望校を決定されることをお薦めいたします。
私どもは、それぞれの子供のカラーを考慮し入学させていただきましたので 特に不満などはございませんが、中には「こんなはずじゃなかった」、と こぼされている方もお聞きします。そうなれば、せっかくのお受験も 楽しいはずの6年間もかなり風景が違ってくると思われます。
みなさんで素敵な未来を、すてきな現実にしていただければと、 御紹介させていただきました。

21.10.9

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第8回目 コラム

 

日々秋深まる中、今秋受験を迎える方、来年の秋に向けてご準備を始められている方など、春とは違った忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。
秋と言えば運動会ですが、私立と国立の運動会ではやはり少々様子が異なります。
我が家の子供が通っている私立の小学校では、最近では珍しく1位・2位…と 順番を明確にして(最近の公立小学校では個性ということで順位をつけない学校が多いと伺いました) 競争心を養っていると感じます。それとはまた違った一面では、 親子競技が必ず組み込まれており、全体的に言いますと、 「温かい運動会」といったような家族的な雰囲気の漂う一日になります。
国立の小学校の方は、各競技で順番をつけるのはもちろんで、 まずクラスの代表にならないと出場することは出来ない競技(リレー等)があるというくらい実力主義の様です。
我が家の子供は代表になることは叶わない夢で六年間が終わるかもしれません。 組体操では大変雄大なピラミッドが作られ予行などではなかなか成功しないらしいのですが、 本番では立派な完成を見せてくれるのです。 先生が、「本番に強い子供たちが多いのが特徴です!」 と説明会の時に仰っておられたことを裏付けているな〜と思ったのを覚えています。
どんな運動会が良い悪いは無いとは思いますが、お子様が通われるようになると 必ずある大きな行事の一つになることは間違いありません。それぞれの学校の特徴が 出ていると言っても過言ではない行事ですので、まだ志望校を迷っておられる方が いらっしゃいましたら、一度足を運んでみるのも良い方法かもしれませんね。 ただ私立も国立も警備が厳しいのは同じで、どなたかお知り合いの方にお願いされるか または学校に直接その旨をお話して見学させていただく方が良いかと思われます。

21.9.19

 

 

第7回目 コラム

 

残暑の残る9月を迎え、お受験準備に運動会の練習に大変お忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。 受験をされるお子様をお持ちのお母様にとっては、最後の詰めの時期にあたり、気持ちがなかなか落ち着かない日々ではないでしょうか。
お勉強面では苦手な分野を徹底的にやり直したい、もっと難解な問題をトライさせたい、など本番を意識して力が入ってしまうと思いますが、この時期はあえて得意な分野で自信を付け、簡単な問題で「ぼくは、わたしは、出来るんだ」と実感させてあげることが一番だと思います。 そして何より大切なのが、お母様の平常心です。 前回も申し上げましたが、このお受験で人生全てが左右されることなど全くなく、一つの通過点ですので、いつもどおりに、淡々と毎日を過ごし、運動会の練習で疲れているのであれば、甘えさせてあげる時間を存分にとってあげて下さい。お母様の心模様はそのままお子様の心模様となって現れます。特に面接などは、そういった親子関係などが如実にあらわれ、先生方はそれを一番見たいところだそうです。
これから伸びていくお子様方には、必ず落ち着ける、自分を素直に出せる「心のふるさと」があるそうです。 まだまだ幼少期のお子様にとって、それはお母様のお膝であったり手のぬくもりだったり・・・ お試験はとっても楽しいそうです。 お子様とご家族が一生懸命に頑張ってきたのですから自信を持って、お試験を思いっきり楽しむつもりで乗りっ切ってください。 こんなに偉そうに言っている私ですが、一年前はハラハラ・ドキドキ、なんだか落ち着かない毎日を過ごしておりました。 どうぞお母様も気負うことなく、いつものように楽しくお過ごしください。

21.9.5

 

 

第6回目 コラム

 

朝夕は秋の訪れを感じるようになりました.
最近毎日のように新型インフルエンザの報道を耳にするようになり、今年の秋から冬にかけて大流行するといわれていたのですが、その猛威は想像を遥かに超えるものだったようで、子供を持つ親として恐怖すら感じる今日この頃です。

受験を控えられたお母様にとられては、心配が尽きない季節の受験ですから大変心配なさっていることと存じます。
私立小学校の受験は秋に、国立小学校の受験は冬になります。
秋の受験は季節の変わり目で、夏の疲れや運動会の練習の疲れなどで大変体調の崩しやすい時期になります。冬の受験はやはりインフルエンザが流行するので、大変に気を揉むことになります。

もし試験の当日に発熱が認めらる場合は、自己判断で受験を辞退するのではなく、必ず受験校に問い合わせてください。法定伝染病などでない場合は、保健室などで受験させてくださったりなど、何らかの対応をしてくださる場合が多々あることと思います。
ただ、運動のテストなどは、受けられない可能性があるため、点数が不利になることは避けられないかもしれませんが、発熱して受験するから「不合格」などということはないと思います。
国立では、体調を崩した子供たちばかりの特別なグループがあったくらいです。結果はそのグループからも合格者が何名か出ています。
それぞれの学校によって対応は異なるため、お母様で確認をしておいてください。
せっかくの今までの頑張りを、簡単に諦めずに問い合わせをするなど、必ず何らかの回答を得て下さい。

忙しく大変な秋・冬になりますが、その次には春がやってきます。
新型インフルエンザなど、心配なことも多い中での受験ですが、受験はイベントではなく、一つの通過点です。
今までの頑張りを存分に発揮するのが第一ですが、受験当日まで、お子様の「らしさ」が全面に出せるように気負うことなく、温かく見守り、楽しい時間をお過ごしください。

21.8.21

 

 

第5回目 コラム

 

夏休みの真っただ中、お母様方はお忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。
国立と私立に通う子供たちの宿題を見ていて思いました事を書かせていただきます。

私立に通う子供の宿題は、1学期の復習をきちんと網羅していて基礎学力の定着は完璧な内容でした。
国立に通う子供の宿題は、簡単な冊子1冊のみで、正直申しますとこれだけでは少々不安を感じるものでした。
双方の学校の方針を考えると、納得のいく内容になります。
私立は学校でのお勉強をきちんとする。
国立は学校でのお勉強も大切ですが、自発的な学習への取り組みが最も大切とされています。
そういった意味では、宿題の量は適当なものだと思います。

現在、お子様をどういった学校に通わせたいかお考えの御両親にとっては、様々なお話のあるなか、大変に難しいことだと思います。
一つだけ思います事は、実際に学校に通うのは大切なわが子です。
御家庭の教育方針とかけ離れた学校に通うのは大変な小学校生活を子供に強いてしまうことになります。
この子を成長させるのは、学校だけではなく、御家庭での教育あっての成長ですので、全て学校に任せてしまうというのではなく、その子供の環境を両方で整えていくという事が、子供の素敵な成長のために何より大切だと実感しております。

小学校受験をこの秋に迎らるお母様は、その準備にお忙しい夏休みでもあると存じます。
以前から申し上げておりますが、この夏休みを是非素敵な思い出いっぱいの夏休みにして下さい。
その思い出が、お子様を強く・逞しく成長させること間違いございません。
ペーパーなどお机に向ってしっかりと取り組む力も、もちろん大切ですが、それは思いっきり遊んで日焼けした身体と充足した心が作り出す力です。
お盆休みに、お盆の意味をおしゃべりしながら、すいかを食べることも大切なお勉強です。
暑い毎日ですが、素敵な夏休みをお過ごしくださいませ。

21.8.6

 

 

第4回目 コラム

 

もうすでに夏休みをお迎えになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
前回大雑把に夏休みに是非しておいた方が良いということをお話させていただいたのですが、年長で最後の夏休みを迎えられた方に、今回はもっと具体的に夏休みの有効活用についてお話させていただきたいと思います。
私たちが子供のころに夏休みに書かさされていた、夏休み計画表なるものを思い出して下さい。
そういったものを簡単に作成されて、まず、すでにお決まりのご予定を書き込みます。次に別紙を用意して、この夏休みに是非お子様に取り組ませたい事を書いていきます。

@挑戦させたい問題
A復習させたい問題
B巧緻性を鍛えるための工作など
C具体物を使っての設問・口頭試問

などを、書きだします。ここからが大切で、あれもこれもと欲張ると許容を超えてしまい、何も身につかないまま夏休みを終えてしまうことになります。
お母様にしかわからない、「この子にはこれが必要!」を見極めてあげてください。そして、一日の学習時間はペーパーが最高でも30分から45分間。それと、工作などをいれてあげて全部で1時間30分くらいまでだと思います。そして、予定の合間に「取り組ませたい」と思うこと書き込んでいきます。
幼児教室のある日などは、当然量を減らしてあげてください。集中力はお子様によって異なりますので、無理のないようにしてあげてください。まだまだ幼いお子様です。
勉強が嫌い、机に向かうのが嫌いになってしまっては本末転倒です。
お子様を一番理解されているお母様にしか、して差し上げられない事だと思います。
幼稚園生活最後の夏休み、お勉強にお遊びにたくさんの「出来た!」経験をさせてあげてください。
最後に・・・、予定はあくまで予定です。気乗りしないお子様、身体の調子がよくない時などは、決して無理のないようにしてあげてください。ベッドの中で本を読んで差し上げるなど、机上よりもっと素敵なお勉強もございますので。
素敵な夏休みをお過ごしください。

21.7.20

 

 

 

第3回目 コラム

 

夏休みも間近にせまり、受験本番というこの時期お母様の気持ちの浮き沈みも大変なものだとお察し申し上げます。イライラしておられる方にも、落ち着いた毎日をお過ごしの方にも、是非お薦めしたい夏休みの過ごし方を書かせていただきます。
私がわざわざ申しあげるほどでないかもしれませんが・・・
我が家の受験の年の夏休みに行い、良かったので御紹介いたします。
各ご家庭によってご予定もさまざまと思いますが、是非「海」に家族揃ってお出かけ下さい。
旅行でなくても、近場の海に日帰りで出かけるだけでも良いと思います。そのご予定をたててみてください。
海に入り、焼けた砂で遊び、食事をして・・・、この日ばかりはお受験を忘れてとにかく思いっきり遊びます。大切なのは次の日です。
「昨日は楽しかったね〜。昨日の事を絵に描いてみよう!」とその日のお勉強を開始します。昨日の疲れが残る子供達でも、楽しかった事を思い出しながら描く絵はそれはそれは張り切ってくれます。
これはお受験本番で大活躍です。温かいご家族の様子をアピールできますし、何より子供らしい夏休みを過ごしていたことが第一です。
実際に自分が経験したことを、話す子供の目はキラキラとして試験官にも好印象です。少し日焼けが残るくらいでちょうど良いのかもしれません。
幼稚園児が青白い顔をして、夏休みお勉強ばかりしていたなんて思われない方が良いと思います。
砂浜の砂がとっても暑い、ということは大人の私達にはあたりまえの事なのですが、子供は知りません。びっくりして泣き出す子供もいるくらいです。
実体験に勝るものはありません。せっかくの夏休み、たくさんの経験をさせてあげてくださいね。

21.7.6

 

 

 

第2回目 コラム

 

今回は私立・国立問わず、小学校受験を控えたこの時期の有効的な過ごし方を書かせていただきたいと思います。
お母様にとっては、教室でのお子様の一言一句が気になり、ペーパーの間違いにばかり目がいってしまい、また模擬試験なども多数始まり、その結果に一喜一憂してしまう… という、大変ストレスの溜まる時期ではないでしょうか?
溜まっていて、普通だと思います。みなさんそうだと思います。今はまだ、イライラできる時間があるからで、夏休みが終わるとそのような時間もなくなります。だからこそ、お子様はペーパーや制作など頑張っている今、願書の下書きを書き上げてしまうことをお薦めいたします。
願書には、お子様の長所や短所を書く欄などがあり、この時期、客観的に家族のことやお子様のことを考えられて、かなり冷静になることができ、理由のない自信ですが、「大丈夫」と思えてしまいました。
今の時点で大体の願書が出来上がっていれば、幼児教室の先生に校正を少しお願いもしやすいかと思います。
秋になって、みなさんが願書の下書きを始めると先生方もお時間が限られてしまうので、そういった意味でも夏休み前の少し時間がある今がお薦めです。

21.6.20

 

第1回目 コラム

 

上の子を私立小に、下の子を国立小に通わせております。それぞれに性別も性格も異なりますので、別々の小学校に通わせることに対して、そんなに不安はございませんでした。
大変な事もございますが、両方を経験できることは少々幸せに思います。
お役に立てればと思い、コラムを書かせていただきます。
国立私立共に共通していることは、大変熱心なお母様が多く、お子様も積極的な子供達が多いということです。
異なるところは、その熱心なところをあまり見せないのと、競争心旺盛なところです。もちろん、見せないのが私立で、旺盛なのが国立です。
良く言われておりますが、本当だな〜と実感しております。
まだまだ、発見は続くと思いますので、発見次第ご報告させていただきます。

21.6.10

月に1、2回のペースでの連載を予定しております。

 

    

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