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小学校受験新聞TOP> 小学校受験 説明会レポートH24 国立小学校編

 

 小学校受験 説明会レポート H24 国立小学校編

今年も数多くの小学校で説明会が催されます。

どのような説明会だったのか、簡単にですがまとめてみましたのでご覧下さい。

 

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H24年レポート掲載 国立小学校

 


 

H24年 私立小学校説明会レポートはこちら

 

H23年 国立小学校 説明会レポートはこちら

 

東京学芸大学附属 竹早小学校
日時 H24年9月15日(土) 9:30〜  11:30〜 14:00〜 
参加者数 9:30〜  約820人  
配布物 なし
内容

■9:30〜9:34
山田一美校長先生から挨拶
・竹早小学校の2つの使命
@学生の教育実習にあたる。
A実践的、実験的な教育を行う学校。子どもたちの教育に関する研究を行う。幼小中一貫教育校の望ましいあり方について考えている。
以上が本校の使命です。
多額の予算を投入して幼小中の連携を研究しています。

 

■9:35〜10:11
田中副校長先生から学校について
◇任務と性格
・大学と協力して、先導的かつ開発的な教育研究を実験的に行う。・・・独自のカリキュラム。日々、活発な研究活動。個性的な教育。幼小中一貫カリキュラムの開発。
・昨年度から1クラスの人数を40名から35名に減らし、現在は470名の児童がいます。
・学年の半数が併設の竹早園舎から進級してきます。
・自己肯定感を育てる教育を大切にしています。
・学生の教育実習の場を提供する。・・・高い資質を持つ教員を育てる。
・6年間で1年間分は教育実習生が担当。各学級数名の実習生が配属。年間二ヶ月間ほどの実習期間。マイナス面もあります。
・通知表はありません。代わりに子ども自身による自己評価を行う「生活の記録」があります。
・世間で言う進学校、エリート校ではない。
・公立校とは同質ではない。
・幼、小、中の連携を大切にした教育と研究を行っている。
・半数は園舎からの進学してきます。小から中へは校長の推薦があれば進学できる。
・「家庭的な雰囲気」が本校の伝統です。
・校訓「誠」
・学校教育目標は「自ら学び、ともに手をとりあい生活を切り拓く子の育成」

◇教育活動
・知、徳、体の調和がとれた子どもの育成
・競争をあおる教育を否定しています。
・本校教育の基本姿勢「はじめに子どもありき」・・・子ども自身の考えや行動が尊重される。
・音楽、図工は2年から、理科は4年から、家庭科は5年から専科教員による指導。
・ 英語は3年生から週1時間授業。担任とAT(アシスタントティーチャー)のティームティーチング授業を行っています。3,4年生は外国人教師、5,6年生は日本人教師と担任の先生で指導。
・縦割り班による異年齢集団の生活・・・毎日の清掃、月に1度の給食、春の遠足など。
・3年生から日光での宿泊が始まります。6年間で18泊の日光宿泊があります。
・夏は10日間の水泳教室。自由参加なのですが今年は100名近くが参加しました。
・4年生以上の生徒が行う「たけのこタイム(クラブ活動)」は2週間に1度、100分間の活動時間。

◇施設
・校舎は2000年に建替えられた小中一体型校舎。小中が日常的に交流しています。
・廊下との壁がないオープンスペース型教室。
・テニスコートが6面とれる広い校庭。
・図書室は10000冊の蔵書。図書室と校庭は中学校と共有
・ビオトープがあります。
・給食は1〜3年が教室、4〜6年がランチルームで昼食を食べます。

◇安全に関する考え方と対策
・ランチルームにAEDの設置
・心肺蘇生の実技指導(教員)
・着衣泳(4〜6年)
・防犯カメラの設置
・一斉連絡システムの導入
・9月に一斉徒歩下校
・不審者侵入時模擬訓練
・警備員の配置。防犯カメラの設置。

◇本校を受験の方に
・本校独自の使命(実験、実習校)にご理解を。
・厳しい運営状況。独立行政法人となり財政状況が厳しい
 教職員数、財政面とも恵まれた状況ではない。→積極的なご支援、ご協力をお願いします。公立小よりも保護者の負担が大きいです。
・遠距離通学によるこどもの負担
 遠距離通学、繁華街の通過→登下校時の安全やストレスに対する配慮が必要。
 ゴールデンウィーク頃までは保護者の方に送迎をお願いします。
 通学時間が60分を超える場合は厳しいのではと考えています。
・みなさんが選んで入れる学校です。みなさんの責任において決定してください。

◇発売書籍の案内
・「できることからはじめよう」2415円を2200円、「ゆめの学校1,2,3」2650円を2000円で出口のところで販売しています。

備考1 受付票なし。
スリッパ持参。スリッパの用意なし。
書籍の販売あり。
カジュアルな服装の方が多くいました。例年より紺系の方も多かったような気がしました。(当日は多くの私立小学校で説明会が行われていたのも関係あるかもしれません)
備考2 今年も昨年同様、中学校の体育館ではなく、空調設備がある小学校のランチルームで説明会が行われました。 直に座るスタイルはかわりません。
座る場所を詰めるように何度も指示がありました。会場全体が窮屈な状態で説明会は行われました。
第1回目は会場が満員になったため9:25に締め切ってしまいました。
会場左右と後方は立ち見でした。
入れなかった方たちは11:30の第2回に回されました。
当校の説明会は座るのに楽な服装の方が良いでしょう。下足袋も持参した方が良いです。
説明会内容は昨年と殆ど変わりませんでした。
“学生の教育実習のための小学校だということを理解して受験して欲しい”、“財政面が厳しい”ということが伝わってくる説明会でした。

 

 

東京学芸大学附属 小金井小学校
日時 H24年9月15日(土) 9:30〜  10:30〜 11:00〜 
参加者数 10:30〜  約450人  
配布物 募集要項、願書 (記入用紙あり)
内容

■10:30〜10:39
飯田秀利校長先生から挨拶
◇教育目標
・明るく思いやりのある子
・強くたくましい子
・深く考える子

6年間の教育を通じて一流の子どもに育てあげる。 他人のために喜んで奉仕できる子ども。
日々の生活で深く考えることに重きをおいている
豊富な校外学習

◇概要
・教育養成大学の附属小学校
・教育研究の実践
・恵まれた自然環境
・歴史の積み上げ

■10:40〜10:50
DVDによる説明
・小金井小学校の歴史
・小金井小学校の校舎、施設
・教育目標
・小金井小学校の特色   教育実習、教育研究
・小金井小の一年

■10:50〜11:05
関田副校長先生から本校の特色と募集要項について
・H16年から独立法人化となり、財政が苦しい。
「なでしこ育成会」という後援組織からの寄付で運営している。入学の際には入会して、学校の運営のために援助して欲しい。
・給食は自校調理している。なるべく国産の食材を使用している。
・募集人数は男女合計105名(附属幼稚園からの進学が含まれる)

◇3つの使命
・教育実習を行う学校。
・大学などと連携し、教育実践研究を行なう学校。
・普通初等教育を行う学校。
・すべて合わせると1ヶ月近くも校外宿泊生活がある。海と山の宿泊施設があるのは全国250の国立小学校の中で本校だけだそうです。
・ 小中一貫校ではない。 附属中学校への進学は、毎年約7割の児童が、附属中学校に進学している。私立、公立も進学先として考えている。自分にあった学校を選択する。

◇必要経費
・教材費
・制服・ランドセル等
・給食費(保護者の給食試食会を実施)
・宿泊生活費

◇入学願書の提出について
・簡易書留
・通学区域
・住民票の提出

◇通学について
・長距離通学には様々なリスクがある。その責任は家庭にある。

◇大切にしていること
・「友だちとの学び合い」を通した集団での成長
・「たくましく生き抜く力」の育成

備考1 受付票あり。(受付にて、住所、子どもの誕生日などの記入あり)
スリッパ持参。スリッパの用意なし。
DVDを1,000円で販売。
カジュアルな服装の方が多くいた。
子ども同伴不可。
備考2 いちょう並木が長く続く広大なキャンパスの中にある小学校。
バスでの来校者が多い。
附竹早小のように、開始時間ぴったりに門を閉めるということもなく、遅れても会場に入ることができる。
幼児入場不可となっていますので、幼児をお連れの方は体育館横のテントの中で説明会を聞くことになる。DVDも見ることができる。
説明会自体が40分と短く、教科学習についての説明がないため、普段どのような学習を行っているのか分からない。
募集人数は昨年同様105名。
教員養成学校である、宿泊行事が多い、そして財政面が苦しいということに始終した説明会で、昨年の説明会と変化は無かった。
今年からDVD販売を行うようになりました。

 

 

東京学芸大学附属 世田谷小学校
日時 H24年10月2日(火) 女児10:30〜  男児13:30〜 
参加者数 13:30〜  約700人  
配布物 募集要項、学校案内、願書
内容

■13:30〜13:42
坂井俊樹校長先生から挨拶
・「まずはじめに子どもありき」という考え方の学校です。
・公立の小学校と大きな違いがあるわけではありません。ただし、一般よりは自由な雰囲気のある学校だと思います。
・本校は教員養成の学校です。教育実習生もたくさんやってきます。
・中学受験校ではありません。
・校庭はとても広く、環境はとても良いと思います。
・チャイムはありません。朝礼は子ども達が主体的に行っています。

○特徴
@教育実習生を多く受け入れています。先生の卵を育てる学校です。9,10月で約130名の実習生が来ています。1クラスに数名の実習生が配置されています。
A実践研究、教育研究を推進しています。
B普通教育を実施している学校です。
この3つの底流に流れているのは「一人ひとりの子どもたちの個性を大切にして育てたい」です。子どもの持っている良さを伸ばしていきたいと思います。

小中高の一貫教育を行っているわけではありません。
小学校に入ったからといってエスカレーターで高校に行かれるわけではありません。かえって難しいかもしれません。小学校の特色を理解して入ってきてください。

■10:43〜11:25
藤田副校長先生から教育について

学校案内に沿って説明
◇使命
@初等普通教育(公教育)を行う。
A教育実習を行う。
B先進的教育理論を試行、実践する。
C地域の教育機関との連携強化に力を入れています。今後大きな特徴になるかもしれません。

◇規模と歴史
・1学年3クラス、1クラス35名。
・教職員数57名、児童数約700名
・敷地がとても広い学校です。この広さが当校の魅力でもあります。
・創立137年の歴史ある小学校です。
・伝統は「自由な校風」、 「自主自立と共生」

◇研究内容
・研究主題「学び続ける共同体としての学校の創造」
H20年〜22年度は「子どもとともにつくる学校の創造」でした。
H25年2月2日に研究発表会を行います。

◇教育内容
・学校教育目標
「子どもが人やもの、こととの豊かなかかわりを通して、自律性と共存性を高め。相互啓発的な生き方を追究していけるようにする」
・子どもたちに分かるように表現したのが、学校目標「思いゆたかに 考えふかく ともに生きる子」

◇附世田谷小のある日 スライドを映しながら説明  
・校庭が2つあります。土の校庭(下校庭)と1,2年生教室前の上校庭。
・メディアルーム(図書館)は蔵書15,000冊。平均年間80冊ぐらいは読んでいる。
・給食は1年生から
・1,2年生は一緒に遠足に行く。
・英語は3年生から学習
・最終下校時間は、1年生は3:00、高学年は4:15

◇1年生の生活時間
・4月入学当初は、11時頃下校(通学指導のため、保護者の付き添いが必要)
・4月後半より簡易給食、5月の連休以降本格的な給食開始
・1学期中は、給食後下校
・2学期以降は通常、月・木・金曜日は5時間授業、火・水曜日は4時間授業

○総合的活動
具体的な活動や体験、自らが学ぶ意欲・態度と能力、よりよい人間関係

○教科学習活動
自主的な学習活動、精選と重点化

○生活実践活動
子どもが生活をつくりあげていく自律的・実践的な態度
・児童の朝会「みんなの広場」の様子を映像で流す。

 

■11:25〜11:42
発育調査とその内容
・募集児童数 男女合計105名
・本校から、世田谷中・附属高校への進学者は、1クラス40人中5,6人と少ない人数です。

その他
・1年生の納入金額は約24万円(6年生も)。2〜5年生は15,6万円。
・復学制度は3年間です。ただし、入学後6ヶ月以上在籍することが条件です。6年生の時にこの学校にいないと併設中学校への連絡進学の対象にはなりません。
・制服はありません。
・両親が働いていても構いませんが、帰宅後の対策はしっかりなさっていれば問題ありません。

午前中は出願が集中しますので、分散出願にご協力ください。


備考1 台風のため、一日延期して開催されました。
受付票なし。
自転車は校内に停められます。紺系の服装の方が多くいました。カジュアルな服装の方は半分くらいいました。お父様の参加は少なかったです。
午前の回(女児の部)は約800人の参加でした。午前の回で男児用願書をもらうこともできます。
会場後方は乳幼児をお連れの方が多くなるので、先生のお話が少々聞き難いこともありました。
備考2

昨年データ
募集人数男児53名、女児52名、出願男児603名、女児519名、一次合格男児117名、女児96名
当校の使命や教育、研究テーマ、財政面の厳しさ等、世田谷小学校のことを詳しく知って、理解した上で受験して欲しいという学校側の強い想いが伝わってくる良い説明会でした。
2年前に上映した先生方が作ったDVDは今年もありませんでした。

 

東京学芸大学附属 大泉小学校
日時 H24年10月4日(木) 男児 12:30〜   女児 15:00〜
参加者数 男児 12:30〜  約900人  
配布物 説明会資料、志願票
内容

■12:30〜12:35
柴田校長先生から挨拶
・教育方針等の説明
・一次選考は約20倍
・先生の卵を育てるという性格上、教育実習生を多く受け入れています。今日も60人ほどが来ていて、年間600〜700時間を持たせています。

■12:35〜12:48
DVD上映 「きくの園、きくの子」

■12:49〜13:35
細井こういち副校長 スクリーンを使っての学校説明
○本校の使命
・教育諸法規に定められた普通初等教育を行う
・教育の理論と実践に関する研究、並びにその検証を行う
・本学学生の教育実習を行い、教師としての資質と技術を養成する
※9〜10月に6週間、2月に2週間、合計年8週間、実習生を受け入れています。
・当校は中学受験対策は全く行っていません

○本校の教育目標
・自ら学び、自ら考え、ねばり強く取り組む子ども
・支え合い、ともに生きる子ども
 →異学年児童、帰国子女の児童と共に生活していく
・たくましく、清い心の子ども
 →勉強中心の学校ではありません

○学校経営の重点
・グローバル社会に「生きる力」をはぐくむ
・心身の安全と健康を守る
・社会の変革に対応できる生活力を育てる。
(多様な人々とのコミュニケーション、異文化間理解、英語活動)

○特色1  3つの学習のカリキュラム
・つみあげ学習(教科学習・英語活動)
・菊の子学習(生活科・総合的な学習)
・心の学習(道徳・特別活動)

○特色2  生活団活動
・1〜6年の全学年児童で構成された縦割り異学年組織(各団約25名、全24団)
・毎日の清掃活動、野菜作り、菊作り、学校行事への取り組み(和楽会・全校遠足等)
・もうひとつのクラス
・仲間作りやリーダーシップなどを学ぶ
・常時的が特徴

○特色3  多様な行事と集団宿泊
・4年生から移動教室が始まります。卒業までに14泊の宿泊行事があります。

○特色4  国際児童学級の併設
・第3学年以上に、海外生活経験児童のための特設学級を併設
・一般の学級の児童と、合同の学習や生活を深め、お互いが学びあう
・第1、2学年では、2学期から一般学級に若干名が編入

○児童の身なり・服装
・所定の制服・制帽を着用
・コートも学校指定のものになります
・身なりや髪型、持ち物にもきまり
 →女児:前髪は眉毛までかからない。後ろも襟あしまでかからない。男の子も短め、さっぱりとした髪型
・スモック(作業着)、給食着、水着(1-3年は海パン、4-6年は赤フン)

○PTA活動・保護者会
保護者会:学年保護者会、全校保護者会 (出席率はほぼ100%)

○諸費用(金額は23.10.6現在)
・学年教材費・・年間15000円くらい
・給食費(月火木金が給食、水は弁当)4350円/月
※アレルギー対応はしていません。
・積立金(第4学年以上、移動教室等のため) 6000円〜8000円/月
・PTA会費(入会金10000円と会費350円/月)
・学校後援会費
・入学金・授業料はありません。

○通学について
・自宅から学校まで、40分以内。
 本当を言えば狭めたい。ギリギリの方は少しお考えいただきたい。
公共交通機関の利用(最寄の駅までであっても、自転車・自家用車は認められない)
徒歩・待ち時間を含む
登校時間帯(午前8時前後)で判断
・児童の安全上、下校時に、習い事や塾、学童保育に直接、立ち寄ることは禁止
・入学後、数週間は、安全上の問題から、保護者に付き添っていただく

○連絡進学について
・今年度は一般学級児童約90名のうち65名が学芸大学附属中学校・中等教育学校に内部進学の予定。(国際中等教育学校45名、竹早中・小金井中・世田谷中で計20名)
・内部進学の人数やシステムは、今後変わる可能性がある。
・附属中学・中等教育学校への内部進学を第一の目的として、本校への入学を希望しないでほしい。今後のことは流動的なので併設校への進学システムについてはわからない。

○願書記載住所について
・募集は男子45名、女子45名
・願書提出時の住所を書く
・転居予定のある場合の住所記入や手続きに変更がありますのでご注意を。
・一時的な住所は認められない

○第1次選考(抽選)
・下1桁の番号で、合格、不合格が決まります。昨年は6割が合格になりましたが、毎年6割というわけでなく、志願者数によって変化する場合があります。
・第3次選考(抽選)は昨年は2〜3倍でした。

備考1 左横、後方に立ち見の方が大勢いました。席と席との間隔が狭いため、途中でトイレに行くことは大変厳しいです。先に行っておいたほうが良いでしょう。
スリッパ必要。服装はカジュアルな方もいますが、紺系の服装の方もいました。
志願表をもらうための記入用紙あり。
男子の回に参加しても女子の志願票は貰えなかったようです。女子の志願票が欲しい方は女子の回の終わりを待たないといけないようです。
退場は前の席からです。後方の席だと志願表をもらうまでに説明会終了後約20分かかります。お急ぎの方は前方に座った方が宜しいかと思います。お子様連れの方は後方で説明を聞くことになります。
備考2 説明会は、聞き取り易いスピードで丁寧に説明してくださいました。スクリーンに映っているものが手元にも配られているので大変親切です。
教育内容についても詳しくお話してくださり、どのような学校なのかとても分かり易かったです。 他の国立小学校の説明会と大きく異なることは、併設校への進学を前提とするのではなく、併設校への進学については不明なので併設校への連絡進学を本校の志望目的にしないで欲しい、とお話しされていることです。受験を考えているご家庭は不安に感じることでしょう。
当校が“入学してからこんなはずではなかった・・・”ということだけは避けたいと再三おっしゃっていましたが、その学校の考えがとても伝わる良い説明会でした。
昨年は、
・学校後援会費
→目安:入会金100,000円、年間70,000円が目途 (任意)
・40分間以内で、登校できる範囲。(公共交通機関・徒歩・待ち時間)。西武池袋線「大泉学園」駅から徒歩8分、「学芸大附属前」バス停から徒歩1分、で計算します。
をお話されていましたが、今年はありませんでした。
転居予定のある方は記入方法が変わりましたのでご注意ください。

 

お茶の水女子大学附属小学校
日時 H24年10月13日(土) 9:30〜、11:30〜、14:00〜
参加者数 9:30〜 に参加  約800人  
配布物 募集要項
内容

■9:30〜
佐々木やすこ校長先生の挨拶
・創立133年の歴史のある学校です。
・附属学校園の「教育の柱」は、「自主的にものごとに取り組み、自分の考えを持ち、他者との協力関係をきずくことのできる幼児・児童・生徒の育成」である。「研究の柱」は「乳幼児期から青年期までの教育を人間発達の視点からとらえてカリキュラム開発を行い、各校園の連携のもとに実践・研究をすすめ、その教育効果を評価すること」である。国立小学校の使命と性格を理解した上で、受検してほしい。
・毎年2月に研究発表会を行い、全国から2,000名以上の先生が訪れる。
・研究開発を行う学校のため、公立学校とはカリキュラムが異なる。
・1クラス35人学級

■9:38〜
教育の特色
・明治11年(1878年)に開校。昭和27年(1952年)に附属小学校になり、平成16年(2004年)に国立大学法人になった。
・教育目標は「自主協同」

◇「自主協同」
・自分で考えて正しく判断し、進んで行動する子
・自然と人間を大切にし、情操の豊かな子
・健康で、気力体力が充実し、意志の強い子

◇「3つの使命」
・大学や附属校との連携
・教育課題の研究
・教育実習

・大学附属学校と連携して研究を行い、2月に研究発表会を開催している。毎年、全国から2,000名の先生が来校する。
・「交響して学ぶ子を育てる」
〜異質性が行き交うシティズンシップ教育〜
・協力学年担任方式を採用し、3つのクラスを4名程度の先生が指導にあたっている。
・教育実験校
・新しい教育研究に取り組んでいる。
・仲間、創造活動、子どもの主体性、体験を重視した学習活動をしている。
・出版物の刊行
・4年生以上は、定員15名で帰国児童を受け入れている。
・自校給食を活かして食育に取り組んでいる。
・校外活動を積極的に取り入れている。

■9:43〜
具体的な子どもたちの活動(ビデオ)
登校の様子、朝遊び
低学年の学習の様子(
朝の会、スピーチ、ワークスペース、教室環境、算数、うた、言葉の学習、からだ(体育)、アート、祭りの様子、中休み、メディア、給食の様子、昼休み、ミニコンサート
中・高学年の学習の様子
算数、ことば、自然、市民、アート、生活分化、からだ(体育)、コンピューター、創造活動
校外学習、野菜の栽培(校外園)、全校朝会、全校集会、新入生を迎える会、林間学校、運動会、入学式、卒業式、音楽会


学校生活や安全面について
・登校時間は8:00〜8:10。
・1単位は40分で、2時限目と3時限目の間に25分休みがある。
・下校時刻は学年によって違うが、1年生の初めは11:30頃。
・毎年、研究発表会で全国の先生に児童の学習の様子を見てもらっている。
・学区域が広いため、校外学習の際は現地集合・現地解散が多い。
・大学と連携をとって、食育に取り組んでいる。
・安全対策として、校内の防犯対策は、犯カメラを設置、大学の門に守衛を配置し、入校者のチェック、保護者には入校証を着用、不審者対応訓練を行っている。校外の安全対策は、校外委員による登下校ボランティア、地元警察署との連携を行っている。子どもへの安全指導は、避難訓練、引き取り訓練、通学班別会、下校指導。
・緊急メールシステムの導入。
・7月に放射線測定を行ったが、問題は無い。
・保護者との連携・協力
PTA組織のかがみ会では6年間のうちに必ず一度は委員になる。また、教育後援会では学習環境を充実するため、財政的な援助をお願いしている。
・附属中学への進学率は男児55%前後、女児90%前後。その他の生徒は国立、私立、公立中学へ進学している。
・諸費用の総額は約40万円。2年生以上は毎年約15万円かかる。
・復学は1度だけ。1年と6年は通学義務がある。最長2年間
・給食のアレルギー対応は一部行っています。

■9:56〜
入学検定の概要について
・応募資格は平成18年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた者で、東京23区内に保護者と同居する者。これは、在学資格にもなる。
・募集要項は児童1名につき1部配布している。
・募集は男児、女児とも20名程度で、男女別、グループ別に出願手続きを行う。
・出願は11月29日に講堂にて行う。
男子:A・B・C 9時から12時まで
女子:A・B・C 13時から16時まで
時間外は受け付けないので、余裕を持って来校のこと。2通以上出願した場合、記入事項に虚偽があった場合は失格になる。
・第一次検定(抽選)は、12月11日。保護者1名のみ入場できる。この際、児童や幼児の入場は不可。抽選終了後に第一次検定の結果を掲示、合格者はその後手続きを行う。手続きは、保護者以外は認めない。
・第二次検定は、心身の発達について、現行の幼稚園や保育園等の指導内容の範囲で簡単な検定を行うため、特別な準備はいらない。必ず保護者が付き添うこと。
・第二次検定の結果発表は、12月14日に小学校正面玄関にて発表。
・第三次検定(抽選)は12月14日に小学校で行う。抽選会場には保護者2名まで入場可。
・募集要項をよく読んで、書類や持ち物に不備がないようにしてほしい。
・入学候補者に対しては、12月19日に説明会を行う。
・インフルエンザ等に感染又は感染の疑いがある場合は、第二次検定を遠慮してほしい。

■10:08〜
質疑応答
Q:手続きその他の場合もすべて保護者である必要がありますか。
A:募集要項に書いてあるとおりです。検定にあたってはすべて保護者です。出願の時も
保護者の方が望ましいです。記入漏れや訂正が必要な時、代理の方では対応できない
ことがあります。代理の方で対応できない場合は、書類は受理できませんのでご注意
ください。

Q:願書の受付や、検定の受付で、電車やバスの遅延で遅れた場合は配慮されますか。
遅延証明を出しても受け付けてもらえないのでしょうか。
A:いかなる理由があっても受け付けません。時間に余裕をもってお越しください。

Q:保護者に対する質問があると聞いていますが、面接と考えていいですか。
A:願書に記載されている住所の確認など、お話を伺います。

Q:給食の食材の安全性(放射能汚染など)について教えてください。
A:学校に納入される食材は、安全が確認され、市場を通ったものを使用しています。産
地については、給食だよりに詳しく記載しています。また、毎日、副校長・栄養教諭
が産地の確認をしています。

このほかの質問は、小学校ホームページに掲載。

■10:29〜
副校長先生の挨拶
・他の公立校とは違う。
・研究校、教育実習校であるということ。
・給食は外部委託で自校調理している。1食500円以上かかってしまう。ご理解いただきたい。
・当校に通わすことはプラスになることがたくさんあるが、通学等の危険もあるし、近所の友だちと遊べないという面もある。また、40人学級のため時間的にも物理的にも一人一人と触れ合ったり関わり合ったりすることが少なく、苦労する子どももいる。

※以上のことを勘案し、子どもに合っているか、子どもを支えていける家庭であるかを総合的に判断してから出願してほしい。
備考1 受付票はなく、A・B・Cのグループごとに3回に分けて説明会が行われました。
9:00の開場まで外に並びます。
スリッパは必要ありません。
講堂を入った所で学校案内が100円で販売され、その他、書籍の販売もありました。
募集要項は子ども一人に対して1部ということで無料配布されました。
カジュアルな服装の方と紺系の服装の方の割合は4:6ぐらいでした。また、父親の参加が目立ちました。 講堂では先生の指示で前方より着席します。
備考2 説明会の内容は昨年とほとんど変わりませんでした。
他の国立小学校と同様、通わすことのプラス面だけでなく、マイナス面もあるということを知った上で、よく考えて受検して欲しいと強調していました。国立小の使命や性格を理解して受検するべきだと思います。
お子様を連れての参加はとても少なかったです。
質疑応答は、手を挙げて質問し、2〜3問ごとに担当の先生が答えるという形で進行します。丁寧な対応に好感がもてました。
2回目、3回目の説明会での質疑応答も全てホームページに掲載されるということでした。

 

 

 

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小学校受験新聞TOP>小学校受験 説明会レポートH24 国立小学校編