今年の書き初め大会は、3年生「お正月」、4年生「平和の光」、5年生「未来に夢」、6年生は「希望の朝」の字を書きました。
書き初め大会で重要なことは、字を上手に書くことはもちろんなのですが、そのことよりも、“心を落ちつかせる”ことにあると習字の先生はお話してくださいました。
昨今は、心を穏やかに落ちつかせ、集中して物事に取り組む機会が減りつつあります。そのようなことからも豊明小学校はこの『書き初め大会』を大事にしています。
書き初め展示会には、三日間で延べ1144名もの在校生保護者や一般の方が足を運ばれました。
児童の作品を先生方が一枚一枚台紙に貼ったものを講堂に展示しています。
豊明小学校の書き初め展示会の特徴は、賞や順位をつけないことにあります。誰が上手なのかより、その児童その児童の作品に良いところがありそこを見て欲しいという学校の思いがあります。
そしてもう一つの特徴は、習字の先生が、一人ひとりの作品を紹介し、良いところを指摘してくださるところです。
写真にもありますが、クラス単位で講堂に訪れ、みんなでお友達の作品を鑑賞し、先生の説明に耳を傾け拍手をしていました。
豊明小学校の教育の一端を垣間見たような気がしました。
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