授業・行事体験レポート
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聖徳学園小学校 授業レポート |
教育目標
@一人ひとりの個性を育てる
A知能を伸ばし、創造性豊かな人間性を育てる
B豊かな感性と自立心を育てる
を掲げる聖徳学園小学校。
小学校のパンフレットには
『すべての児童に配慮が行きとどく小学校。
個性を発見し、尊重し、その上でそれに合った知能と学力を伸ばすことを最重要課題としています。
』
と書いてあります。
聖徳学園小学校の児童はどのような学校生活を送っているのでしょうか。
取材してまいりましたのでご覧ください。
聖徳学園小学校 紹介ページはこちら
取材日H21年1月23日 |
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登校 :
児童はJR・西武線武蔵境駅から歩いてくる児童やバスを使って登校する児童が殆どです。
地域は武蔵野市、三鷹市、杉並区、小金井市から通学する児童が多くいますが、あきる野市や世田谷区などからも通学している児童もいます。
登校時間は8:00〜8:25となっています。早い児童は7時過ぎには登校していました。
この門は小・中・高の児童が利用しています。門の横には警備員室があります。 |
登校後の様子
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ホームルーム :
ホームルームは8:30から10分間行なわれます。
伝達事項の確認や、お弁当購入などの確認を行ないます。
聖徳学園小学校は登校すると、「学習着」に着替えて、学校生活を過ごします。左の写真で児童が着ているのが「学習着」です。 |
数学の授業の様子
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美術 :
「冬の思い出」を描いています。
5年生は週1時間、それ以外の学年は週2時間、美術の時間があります。
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国語の授業の様子
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体育 :
当校オリジナルの縄跳び検定を行なっている様子です。 体育は全学年週2時間あり、校庭や体育館を使用して体育を行ないます。
10級ははやぶさ跳びです。
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ゲーム・工作の授業の様子
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地理 :
当校の社会は「地理」と「歴史」に分かれています。
「地理」は3〜5年まで週2時間。(2年次に年間10時間)
「歴史」は4〜6年まで週2時間。(3年次に年間10時間)
を学習します。
写真は、地図の縮小について学んでいる様子です。 |
知能訓練の授業の様子
昼食の様子
掃除の様子
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掃除は水曜日を除いて毎日行ないます。 |
昼休みの様子
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音楽 :
音楽室は高学年校舎の4階にあります。
音楽の授業は
4,5年生が週1時間、その他の学年は週2時間を学習します。
ピアニカの学習の前に、「小さな世界」を手話を用いて歌っていました。 |
理科の授業の様子
英語の授業の様子
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英語の授業は、ネイティブの先生を含めて5人の先生が担当しています。
3,4年生が週2時間、5,6年生が週3時間を学習し、4年生からは能力別編成になります。当校の英語教育の目標は“世界にいろいろな人がいるということを理解し、その人々を尊重し、その人々と協力する芽を育てる。”です。 |
特別研究の様子
特別研究は、“子どもの特性や長所を更に伸ばしてゆくため特別の研究時間を設けて取り組ませる”時間です。5,6年生が縦割りになって週2時間研究します。科目は選択制です。 |
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【数学】主にパソコンコーナーを利用して行ないます。 |
【美術】“冬の都会の生活”をテーマに描いていました。 |
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【音楽】個人レッスンも行なっていました。 |
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【国語】創作童話の完成に向けて取り組んでいました。 |
【英語】夏休みにホームステイさせてもらった家に、日本の食べ物を紹介しようという企画です。 |
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【家庭】手前にある筒状の道具を用いてマフラーを編んでいます。男子も在籍しています。左の写真は作ったマフラーを巻いて先生に記念撮影してもらっている様子です。 |
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【理科】各グループで様々な実験を行なっていました。 |
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【歴史】本物の土を使って縄文土器の作成にチャレンジしています。 |
【地理】世界の国々や出来事などの統計資料を作成して発表しています。この児童は発展途上国の平均寿命について調べたことを発表しました。担当の先生から、平均寿命が下がる大きな要因は何だろうか、という疑問が投げかけられました。 |
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ホームルーム : 帰りの会の様子です。
このクラスでは“僕の私の頑張り宣言”と題した発表を行なっていました。 |
放課後
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教室前のスペースや、プレイルームで遊ぶ児童もたくさんいました。 |
下校時の様子
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所感
聖徳学園小学校の教育目標の1つに
“知能を伸ばし、創造性豊かな人間性を育てる”とあります。
では、その知能教育の基本原理はどういうものなのでしょう。
大脳生理学の研究を、教育の立場から考えると以下のようになるようです。
@人間の知能は、外部的刺激、すなわち教育(環境)によって発達する。
Aそうした知能教育は、できるだけ早期に行なわないと効果がない。
B知能にはいろいろな因子があるから、知能教育はその因子を分析して、その全てに刺激を与えるようにしなければならない。
聖徳学園小学校の教育の根底には以上の3つが大きく関係しています。
学校側が、どのような環境を児童に与えれば、外部的刺激を与えることができるのかを深く考えているように見えました。
プレイルームにあるたくさんの知能ゲームをはじめ、様々なものが、刺激を与えるまたは感じ取ってもらいたいという学校側の環境作りの一環のように思います。
カリキュラムも他校にはない特徴的なものばかりです。
「ゲーム・工作」、「知能訓練」、「数学」、「地理」、「歴史」、そして「特別研究」。聖徳学園小学校らしい科目ばかりです。これは昭和44年から行なわれてきた知能教育研究を形にしたものと言えます。
カリキュラムの一つひとつがしっかりと研究されたものであり、自信を持って年間スケジュールを組み立てています。40年近い研究の結集ですので、市販の教科書は音楽以外使用していません。全て自校編纂のテキストやプリント教材で授業に臨んでいます。
中学受験に対する特別な教育は行っていませんが、1年生からの当校の教育の結果が高い合格実績となって表れているとお話されていました。(実績はこちらこちら)
聖徳学園小学校のカリキュラムや取り組みは他校に比べると少し複雑に感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、説明会に参加される方は、学校のHPを見て、ある程度予備知識を頭に入れていかれると、説明会での理解度がより深まると思います。
1日の取材を通して、当校の知能教育が随所に表れていることが分かりました。
児童たちは、学校生活に自然に溶け込んだ“刺激”の中で楽しく過ごしていました。
聖徳学園小学校 紹介ページはこちら |
学校の様子
右と左、どちらがおおいでしょうか?
約30個の赤い点が描いてあるカードを瞬時に判断します。不規則に描かれているので数えることは難しく、感覚で答えていきます。
2年生の音楽の授業の様子です。太鼓リズムのテストを行っていました。
トントントトトン・・・
国語の授業の様子。テーマは
“感情より論理でせまろう”
先生が上手に児童の発言を導いていました。
発明くふう展で表彰された作品の紹介です。
内閣総理大臣賞を受賞した年もあります。楽しい作品が多数あります。機会があったら是非ご覧になって下さい。
階段の1段1段に、地図記号や桁の数え方、徳川15代将軍名などが貼ってあります。
数学科で各自が取り組んだ統計表が貼ってありました。
車の輸入車数から昆虫に関するものまで幅広い統計表が貼ってあります。
1年生の教室では、国語の時間に読み聞かせが行なわれていました。
今日は「かさぶたくん」という絵本でした。児童は集中して聞いていました。
プレイルームの脇には、たくさんの水槽があります。
コイ、ソウ魚などの大きな魚から、ゲンゴロウブナ、ヤマトヌマエビ、タモロコ、金魚、ワタカ、タイリクバラタナゴなどがいます。
プレールームには立派な鉄道模型もあります。
たくさんの水槽や、この鉄道模型やパソコンコーナーも、児童の色々な可能性を引き出してあげたいという学校の考えから設置されているそうです。
1日の学習が終わると、学習着から制服に着替えます。
これは隣接する幼稚園にある遊具です。
幼稚園の園庭から見た小学校校舎です。
先日行なわれた百人一首大会の様子
当校では毎年百人一首大会を開催しています。今日は、グループ大会を勝ち上がってきた児童たちの中からベスト4を選びます。白熱の大会の様子をご覧下さい。 |
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聖徳学園小学校ではこの他に、将棋大会、オセロ大会、五目並べ大会があります。 |
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