教育方針以外にも私立小学校にはたくさんの特徴があります。
小学校受験新聞TOP > 私立小学校特集 > 中学受験する児童に対応している小学校特集
中学受験する児童に対応している小学校特集
※掲載している学校以外にも実施している場合があります。詳しくは学校にお尋ねください。
(最終更新:2019.4.27)
◆内部進学
6割の児童が武蔵野東中学校(小金井市)へ進学していますので、そこへ進学する児童のために5年生の12月から冬期講習、そして、1月から週2回(国語・算数)の進学学習を実施しています。6年生も週2回(国語・算数)の進学学習と夏期講習、冬期講習を行っています。推薦による進学の仕組みがあり6年生の10月には推薦が決まりますが、それでも2月の入試は一般の受験者と一緒に受けることになっています。
◆外部進学
外部の中学校を受験する児童への学習指導はありませんが、1年生からノートをしっかりとつくり、家庭学習をきちんとする習慣をつけていきますので、それが受験の学習にも役立っています。
2017.2.15 更新
☆週6日制の授業
文部科学省の「新学習指導要領」の授業に比べ、1年生は1週間に5時間・1年間に136時間多く授業時間を確保しています。6年間では1231時間多く授業することで、先取り授業をしながら、体験的な学習や応用力を養う学習・反復する学習を行うことで学習効果を上げています。
☆教科書とオリジナルテキストの併用
算数は教科書の他にオリジナルテキストを併用することで、1年生から3年生まで「考える力」を養います。また、理科は1年生から理科の内容に触れ、生活科の教科書と併用することで、体験を通して「科学のふしぎさ」に気づいて学習できるようにしています。
☆そして問題集
2年生から教科書・オリジナルテキストの他に「国語」「算数」の問題集を併用し、応用力を養います。さらに、3年生から「理科」4年生からは「社会」を加え、4教科で中学受験に対応できる力をつけ、模擬試験を進路指導の参考にしています。
☆小野時間
中学受験をする児童が多い為に学習進度を速め、先取り授業をすることで模擬テストに対応し、10月中には6年生の学習内容を終えるようにプログラムしています。そのために、6時間目の後に30分の小野時間を設けることで75分間に2時間分の授業進度をとることができます。。
本校は大学の附属校で、女子は系列の附属中学校があるが、小学校は共学校で、男子も共学している こともあり、原則として、中学進学は児童と保護者の選択に任せている。
それだけに、進路の選定には十分に配慮し、進学塾等の 過剰な商戦に惑わされないように、中学進学についての学校側の基本 的な考え方を繰り返し児童や保護者に話して理解の徹底を図ったり、附属の中学校の入試担当教員の話を聞かせたり、児童の 学力の情報を保護者に提供するために、模擬テストを何回も実施したりしている。
さらに、進学についての児童と保護者の意向の調査を6年生の年度初めと10月に行い、それに基づいた 児童や保護者との面談を繰り返し、児童が適正な進路を選択できるようにしている。
系列の附属中学校に進学するためには、推薦入試の制度があるので、その趣旨を児童や保護者に徹底させ、推薦に関する 審査委員会を設定して、適正な進路指導に努めている。
建学の精神「品格と知性を兼ね備えた人を造る」を基調とし、「豊かな情操」「高い学力」を小学校のキャッチフレーズとして、情操面と学力面の両立を目指している。
系列校の「宝仙学園中学・高等学校共学部(理数インター)」も本校と同じ進学校で、内部から受験して進学している児童もいるが、試験がありエスカレーター式ではない。
中学受験に関しては、ほぼ全員が行っている。
「それぞれの児童にふさわしい中学校への進学指導」をモットーに、児童・保護者の希望をもと、児童の状況や本校独自の模擬試験を参考にして、学校からのアドバイスをしつつ進学指導を行っている。
○移行学習
本校独自のカリキュラムのもと、各学年の学習内容を少しずつ前倒しにして、6年の1学期には公立校の内容を終え、後半は受験演習などの時間にあてる。(国算社理)
○習熟度別授業
5、6年生で週2回実施。「特別国語」「特別算数」という名前の授業で、通常の授業を習熟度別にわけて、問題演習などを行っている。
○補習
5、6年生で火、木の放課後に希望生の補習授業を少人数で行っている。(国算社理)
夏休み・冬休みなども4科の補習授業を集中的に行っている。
○オリジナル教材
1年生から一貫した学習指導の定着のため、オリジナルのノートを使用したり、本校の学習進度に合わせた演習問題のテキストを使用している。(4年生以上 国算社理)
2019.4.27更新
全児童が国・私立中学への進学を希望しているため、最新の受験資料を整備した「進路サポートルーム」を設置し、進路担当が保護者のご相談に対応するきめ細かな進路指導を行っています。さらに、高い学力の育成を目指した教育課程を編成。主要4教科の授業時数が標準よりも年間100時間以上多いため、余裕をもった授業の先取りが可能です。
各教科でオリジナルのテキストやサブノートといった教材を作成し、基本からより高度な内容まで幅広く指導を行いつつ、様々な独自の取り組みを行っています。
国語科では、毎朝15分間は朝の読書を行い、さらに週1回の読書指導を設け、とにかく本をたくさん読むことを奨励。読んだ本は「読破ノート」に題名や簡単な感想などの読書記録を残し、読書の習慣をつけさせています。日記とともに自分で選んだ漢字をノートに練習して毎日提出する日記漢字や名文の暗唱も取り入れています。
算数科では、理解のスピードや個人差に対応するため、2人の教員できめ細かく指導する「複数担当者制」を導入。計算力向上のために考案された32段階の計算力検定である「筆算検定」で、着実に努力を積み重ねる大切さも学びます。
理科では、必ず週2時間を「実験理科」として確保し、体験的学習を最重視しています。多摩川や城ヶ島に出向いて行われる「理科野外実習」もその取り組みの一環です。本物に触れる授業を重視するため、敷地内には「学級農園」もあります。
社会科では豊富な映像資料を視聴覚教室で活用し、多くの校外見学で生きた知識の習得に努めます。3年生から模擬試験を実施して、客観的な学力把握にも努めています。
小学校受験新聞TOP > 私立小学校特集 > 中学受験する児童に対応している小学校特集