横浜英和小学校　プレーデーレポート　 小学校受験新聞は小学校受験のポータルサイト

横浜英和小学校は、ランドマークタワーや山下公園などが一望できる蒔田の高台に位置する小学校です。

毎年春に、『プレーデー』が開催されています。

朝早くから、多くのご家族の方が荷物を片手に、学校までの階段をのぼっていました。

横浜英和小学校の『プレーデー』はどのような行事なのでしょうか。取材して参りましたのでご覧下さい。

取材　Ｈ22年4月29日

横浜英和小学校の『プレーデー』は毎年GW前に行われます。

少々風が強かったものの、前日までの雨があがり、『プレーデー』は無事行われました。

横浜英和小学校の『プレーデー』の特徴は、親子競技の多さや、保護者だけの競技、異学年競技があるところにあります。

まず、異学年競技についてですが、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生が協力してそれぞれ競技を行います。

1年生と6年生は、入学後のお世話などで、一人ひとりに担当の6年生がつき、一緒に遊んだり、お手伝いを通してとても仲良く学校生活を過ごしています。
3年生は1,2年生が楽しく遊べるように、年に2回、遊びクラブを催しており、異学年のつながりを大切にしています。
『プレーデー』を見に来ていた併設中学校に通う卒業生たちと戯れる児童が多くいたところにも、当校の異学年交流の深さが表れていたように感じました。

もう一つの特徴は、保護者参加型の行事ということがあげられます。
1年生から6年生まで、保護者と共に汗を流す競技が用意されています。
高学年では、競争の中で、保護者と一緒に　“縄跳びの走りとび”　をしたり、“2人3脚”　を取り入れています。高学年の競技までそのような要素を組み込んでいるところに当校の教育に対する考えが含まれているように感じます。

今年から、学年対抗の保護者つなひき大会が催されました。各学年約50人ほどの保護者が参加して行われるつなひき大会です。

戦いは大いに盛り上がり、初年度の今年は2年生の保護者チームが優勝しました。写真にもあるように、この時ばかりは赤組、白組の枠を超えて、児童たちは学年単位で一生懸命応援していました。

『プレーデー』を保護者参加型の行事にしているのには、“積極的に保護者の方たちに教育に参加して欲しい”という横浜英和小学校の願いがこめられています。

昼食後や、競技後に行われたクラス単位の記念撮影も、児童と保護者が一緒の写真に納まっていました。

『運動会』とせず、親子で楽しむためにあえて　『プレーデー』という名前を用いている当校の教育方針がよく表れている行事でした。