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和光小学校 卒業式レポート

 

和光小学校 卒業式レポート

第76回 和光小学校の卒業式を取材して参りました。

和光小らしさが表れている卒業式です。どうぞご覧下さい。

取材 H21年3月18日

 

 

卒業式前の様子

  教室で待機している時の様子です。

教室の後方のボードには、5年生に宛てたメッセージが貼ってありました。

 

 

卒業式

卒業生入場
「一粒のたね」を全員(3年生〜6年生)で歌いました。
「在校生から卒業生へ 送る言葉」   在校生からプレゼントを受け取る卒業生。
 
卒業生の言葉
 
行田校長先生から「卒業生に贈ることば」

   
 
卒業証書授与
卒業生父母の言葉 在校生、卒業生で校歌「この道をゆく」を歌いました。   
  
  くす球を割って卒業式が終わりました。  
 
卒業生退場
 
たくさんの拍手の中、卒業生は退場しました。 最後は担任の先生が会場を後にしました。  

 

教室

教室にて
教室に戻ると悲しみがこみ上げてきたようです。    
卒業生一人ひとりから担任の先生に、お花をプレゼントしました。  

先生からの最後のお話です。
先生自身の幼少の頃に触れながら「命の尊さ」、「生きること」についてお話されていました。廊下にいた保護者の方もカメラを構える手を止め、先生の最後の話しに耳を傾けていました。とても良いお話でした。

 

 

皆さんは、このレポートを見て驚かれたのではないでしょうか。
児童はそれぞれが着たい衣装を着て卒業式に出席します。剣道着、チャイナドレス、袴姿、着物、スーツなど、各々個性を発揮しています。
他のレポートでも書きましたが、和光小の児童の特徴は、“個性豊かなクラスメイトの中で、他人を受け入れながら、自分をしっかりと主張する”ところにあると思います。
通常の授業の様子でもそうですし、行事などからも強くそれを感じます。そして、この卒業式の様子を見ていただければ皆様にもおわかりいただけると思います。
卒業式が終わり、教室では最後の「終わりの会」が行なわれ、一人ひとりの児童が学校生活を振り返っての感想を述べる時間がありました。とても目立つ格好をしていたある児童が、「・・・それと、先生、2年間お世話になり、本当にありがとうございました。」と頭を下げ、しっかりとした挨拶を行なっていました。
たくさんの保護者が見守る中で、物怖じせずに自分の言葉で堂々と発言する児童の様子を見ていると、小学生ではなく中学生の卒業の様子ではないかと錯覚を起こしてしまう場面も多々ありました。
“個性の尊重”、“個性を潰さない教育”が見事に表れていた、“和光小学校らしい卒業式”でした。

 

 

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