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昭和学院小学校 学芸発表会レポート

 

昭和学院小学校 学芸発表会レポート

今年春に完成したばかりの校舎で行なう初めての学芸発表会です。

昭和学院小学校の児童たちはどのような発表を見せてくれるのでしょうか。

取材してまいりましたのでご覧下さい。

取材 H20年11月1日

 

 

 

学芸発表会 開始前

昨年完成した新校舎で初めて学芸発表会を行ないます。 この長蛇の列は学芸発表会を少しでも良い席で見ようと並んでいる保護者の列です。先頭の保護者の方は朝7時から並ばれていたそうです。 児童が登校してきました。
  1年生の教室です。忍者に変身中です。 こちらは3年生。手作りの動物の帽子を被っています。
2年生が教室の前で遊んでいます。低学年の教室の前はこのように広いスペースがあります。 忍者の衣装を先生にチェックしてもらっています。 可愛いチビ忍者のできあがり!おでこには★のシールを貼っています。
リラックスしている3年生。明るく元気です。 2年生の教室で朝の会が始まりました。 3年生の教室では劇で歌う歌を大きな声で練習していました。
こちらは6年生の教室。合唱の練習中です。 図書館前のスペースで3年生が劇の最終チェック。先生の指導にも力が入ります。 会場となる体育館前に受付があり高学年の児童と先生がお客様を迎えます。
   
学芸発表会のパンフレットを渡しています。    

 

 

学芸発表会の様子

山口敏子校長先生から保護者の方にご挨拶がありました。 1年生の開会の言葉で学芸発表会のスタートです。 1年生劇「にんじゃでござる」
  元気にステージを走り回っていました。 いじわる村の忍者から出された問題を次々解いていきます。
最後は1年生全員がステージに上ってご挨拶。 劇が終わり忍者たちが教室に帰ってきました。 次は3年生の番です。
3年生の劇は「動物村のコンテスト」です。 何のコンテストなのか分からないまま動物達はやってきました。ライオンまでもやってきてしまいました。しかし正体は・・・ お猿さんたちのいたずらでした。
練習の成果が発揮できたようです。 着替えながら感想を述べ合っていました。 2年生は群読・合唱「のはらうた」
動きも交えて大きな声で聞かせてくれました。    
大きな拍手をもらっていました。 着替えが終わった1年生も会場に向かいます。 ステージ上の2年生と、入場してきた1年生と3年生が一緒に歌を聞かせてくれました。
1年生の教室の様子です。先生が頑張ったみんなに拍手を送っていました。
高学年の部が始まる前に低学年は解散です。 保護者の方と一緒に帰っていきました。 高学年の教室では出番がくるまでの時間、都道府県を学ぶカードゲームをやっていました。
進行役の児童。 こちらは照明係の児童。 幕の中では5年生の準備で大忙し。
5年生の劇は「手」 「美しい手」「尊い手」色々な手があることを教えてくれます。  
人が誰とでも仲良く、楽しく暮らしていくにはどんな「手」が必要なのでしょうか。 出番を待つ金管バンドクラブの児童たち。頭には可愛いピンクのリボンをつけています。 次の発表の用意を行なう先生方。
「ディズニー・マジカル・マーチ」「崖の上のポニョ」の合奏を聞かせてくれました。
4年生は合唱と竹太鼓合奏の2つを披露しました。 合唱は「大切なもの」です。  
続いて竹太鼓合奏です。「子どもばやし」「ポラリスの大地」の2曲の合奏を聞かせてくれました。 竹の「カシャ、カシャ」という音が体育館の中に響き渡ります。  
竹太鼓の中には、練習中に割れてしまい、学院内にある竹を切ってきたものあるそうです。 6年1組による合奏「風林火山メインテーマ」 6年生はクラスごとに発表します。
  6年2組の合奏は「レイダース・マーチ」 迫力ある合奏を聞かせてくれました。
  今度は1組と2組が一緒に合唱を行ないます。 「出会い」という歌を聞かせてくれました。
最後は4年生と5年生も会場に入ってきて合唱を行ないました。 曲名は「世界がひとつになるまで」です。  
 
閉会の言葉を6年生が述べて、学芸発表会は終了しました。

 

学芸発表会 終了後の様子

片付けは5年生全員で行ないます。   この台は先生方の手作りの台です。
下駄箱付近では保護者の方が児童を待っています。
どんなお話をしているのでしょう。楽しそうに帰っていきました。

 

 

 

所感

上の写真からもおわかりのように、今年春に新校舎が完成しました。新校舎の特徴でもある教室前の場所はオープンスペースとしてとても広く設計されています。
学芸発表会までの間、児童たちがこのオープンスペースで元気に遊んでいる様子を見ていると、校舎内に教室以外でのびのびと遊べる場所があることは非常に恵まれた環境だということに気付かされました。
そんな新しい校舎で初めて行なう学芸発表会を保護者の方はとても楽しみにしていたようです。学芸発表会は下学年と上学年の2部構成になっています。
1,3年生の劇はとても可愛らしく、2年生は群読にチャレンジしました。可愛らしさと、児童の成長の両面を感じることのできた下学年の部でした。休憩後の上学年の部になると、合奏、劇、合唱、竹太鼓とさすが上学年生と思わせる発表が続きます。
合唱は、パートに分かれた合唱を披露するなどの工夫も多く見られます。
5年生は「人の手」という、普段あまり気にすることのない部分に着目し、どういう手がこれから必要なのだろうと問いかけました。
4年生の竹太鼓は、激しいリズムと、竹ならではのカシャ、カシャという乾いた音色が見事にマッチしていたように思いました。練習で竹が割れてしまい急遽学院内から切って用意したそうです。
学芸発表会での児童の頑張りもさることながら、先生方の奮闘も目にすることができました。
初めての会場での発表会ということで、前日まで準備や用意に追われていたそうです。
ステージ前の児童が立つ台は、先生方が全て作りました。その数は10台以上あり大変な作業だったと想像に難しくありません。照明についても色々と検討し、急遽フットライトを購入しました。
当日も舞台裏や、発表の途中途中で、先生方が準備に追われる姿を幾度となく見受けられました。
初めての会場での発表は、我々が想像する以上に、現場の先生方にとって大変だということがわかりました。
児童が元気に明るく発表できるのも、こういった先生方の苦労があってのことなのだと改めて感じることができた学芸発表会でした。

 

 

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