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西武学園文理小学校 創作展 レポート

 

西武学園文理小学校 創作展 レポート

早いもので、西武学園文理小学校が狭山の地に開校して5年目を迎えました。

開校の年から始まった「創作展」も5回目となり、在校生保護者や志願者家庭が楽しみにするイベントへと成長しました。

H20年9月6日、7日に開催された、西武学園文理小学校「第5回創作展」の様子を取材してまいりましたので、学校の成長、児童の成長、そして「創作展」の成長をご覧下さい。

取材日H20年9月7日(日)

 

 

 

受付

取材日は天気も良く、開場間もない時間から受付には次々と見学者が訪れていました。
受付には児童も立ち、テキパキと作業をし、お客様を迎えていました。
下の写真は、創作展名物“文太郎焼き”の作り方を在校生保護者の方が教わっているところです。今日一日でたくさんの“文太郎焼き”を作らなければならず、教わる方も真剣です。

 

  

 

 

1年生の学習発表

 

 2年生の学習発表

     

 

3年生の学習発表

  

 

4年生の学習発表

 

5年生の学習発表

  


創作展の様子

休憩所の様子です。
休憩所ではこの児童たちがお茶を運んでくれます。
ゆっくりと丁寧にお茶を運んでいます。
文太郎焼きは大繁盛!
校内を楽しそうに散策していた児童たち。
学習発表は廊下にも展示してあります。保護者の方も真剣に目を通していました。
マルチメディアセンターでは個別相談を行っていました。 制服も飾ってあります。 在校生のおじいちゃん、おばあちゃんも大勢来校されていました。孫の学習発表にみなさん目を細めていました。
幼児は作品を、ご両親は学習発表をご覧になっています。 楽しそうな児童たち。 “校長先生の課題”という教室もありました。

 

 

これから紹介するのはCAの発表の様子です。
CAとは Creative Activity の略で、全学年が各講座に分かれて活動する特別活動を指しています。
異学年集団の活動の中で、お互いが個性を発揮し協力し合いながら、自主性や社会性、創造性を高めるとともに、さまざまな技能・技術を習得します。
練習は毎週土曜日に行なっています。創作展で発表するために夏休みに猛練習をして技量を高めた児童も多くいるそうです。

以下パンフレットから抜粋
■CA和太鼓 1・2年
基本的なお囃子の練習と演奏を通して、礼儀や作法を身につけることも目標としています。短い時間の中でも精一杯心を込めて敲きます。

■CA和太鼓 3・4年
祭り太鼓や校歌を上級生らしく力強く演奏します。この日のためにみんなで力を合わせ精一杯練習しました。迫力たっぷりの17人の演奏をどうぞお楽しみ下さい。

■CAミュージカル
3年生9名と4年生8名が仲良く練習を進めてきた「オズの魔法使い」。チームワークの良さと元気な歌声にご注目下さい。

■CAハンドベル 1〜4年
27名の児童が、一生懸命練習してきました。1,2年生が「ラルゴ〜新世界より〜」、「アメリカンメドレー」、3,4年生が「愛のオルゴール」、「Gods Train」を演奏します。ベルの素敵な音色をお楽しみください。

■CAハーモニカ
全15名の構成員のうち、1年生10名が中心の演奏です。日本の秋の郷愁を渾身の力を振り絞って演奏します。

■CA里神楽
女子児童による「巫女舞」が創作展の始まりを華麗に演出します。続いて、男子児童が「にんば」のリズムに合わせて、愉快な踊りと太鼓のハーモニーを披露します。日本の伝統芸能をお楽しみ下さい。

■CA大正琴 1・2年
1年生10名、2年生9名で活動しています。「月のひかりに」と「歌えバンバン」を演奏します。この発表のために一生懸命練習してきました。かわいらしい1,2年生の演奏をどうぞお楽しみください。

■CA大正琴 3・4年
3年生4名、4年生4名で活動しています。ほとんどの児童がこの4月から練習を始めました。指使いが難しい曲にも挑戦しています。

■CA金管バンド
今年新設され3・4年生26名で活動しています。楽器に触れることも初めてでしたが、少しずつバンドらしくなってきました。今日がはじめてのお披露目です。軽快な行進曲をお楽しみください。

■CA絵画
テーマパークを題材にし、同じものに興味がある仲間と協力して作品を創り上げました。また、色々な絵の具の技法を取り入れた個人の作品もあります。

■CAホームメイキング
生活の中で必要なこと、役に立つことなどを、実習を通して体験します。手作りで身の回りのものを作ったり、簡単な調理をしたりします。

■CA工作
自らの手で、遊ぶための道具を作ったり、生活の役に立つものを作ったりします。作品には、各々の細かい工夫も入っています。

■CAフラワーアート
クレープペーパー、ベルハイムという、伸びる特殊な一枚の紙を、型紙を切り抜くところから本物に近い花を手作りしています。細かい作業が多く苦心しながら一生懸命作りました。

■CA English 1・2年生
今年は絵本作りに挑戦しました!Eric CarleのBrown,brown,what do you see? を文理流にアレンジし、絵は1年生、文は2年生が担当しました。

■CA English 3・4年生
普段の英語の授業を発展させ、ミニドラマの制作に挑戦しました。撮影期間がとても短かったのですが、何とか完成させることができました。ガラスの黒板に投影される映像にご期待ください。

■CA書道
今年新設された3年生12名、4年生3名で活動しているCAです。初めて筆を持った3年生も7名いますが、普段使っている楷書以外にも挑戦し、一生懸命作品に取り組みました。うちわの作品は紙が小さくて大変でしたが、上手に書けました。

■CA茶道
今年新設され1年〜4年の19名で活動しています。「和敬」というお茶の心を大切に、季節を楽しみながらお稽古に励んでいます。今回はお運び役として、お客様にお茶を楽しんでもらえるよう、おもてなし致します。

 

CA里神楽

 

 

 

様々なCA

CA茶道
お茶と金平糖をいただいていました。
足がしびれていませんか?
CA和太鼓 1・2年生
真ん中は女子児童です。力強く太鼓を叩いていました。
発表後の反省会の様子です。
CA絵画 数人のお友だちが協力して描きました。 とても上手です。
 
CA大正琴 1・2年生 演奏が難しそうでしたが、みんな一生懸命頑張っていました。  
 
CA Ennglish ミニドラマを上映しました。  
 
CA書道 大人顔負けの作品がたくさんありました。  
CA金管バンド 重い楽器は運ぶのも一苦労。大事にしまっていました。 CAフラワーアート
“お母さんありがとう”カーネーションの作品を作りました。
 
CAホームメイキング 玉ねぎで染めたTシャツや、葉っぱのしおりを作りました。  
CA工作 幼児が不思議そうに作品を見ていました。 紙ジャングルで遊ぶ児童たち
 
CAハーモニカ もみじ、たきび、ふるさとなどを演奏しました。  
 
CA大正琴 3・4年 さすが3・4年生。色々な弾き方を披露しました。  
CA将棋 席が全部埋まるほどの人気でした。お父さん、おじいちゃんとの対極は見ていて微笑ましかったです。 CA碁 CA碁も席が埋まっていました。
CAハンドベル    1・2年生の演奏の様子。美しい音を奏でます。 3・4年生はベルの演奏方法が巧みでした。
CA和太鼓 3・4年生 迫力ある太鼓の音が体育館中に響きます。 とても格好良かったです。

 

CAミュージカル

 

 

帰り

親子で楽しそうにお話ししていました。
先生方が後片付けしている様子です。

 

 

児童は卒業までに、色々なCAに所属し、様々な新しい体験や、楽しさ、難しさを経験していきます。その経験の中でチャレンジする喜びや達成感を学んでいくのでしょう。
CAの種類は紹介したとおりたくさんあります。自分がやってみたいことをたくさんの中から選べることも、そしてそれが実際に体験できる、ということも、文理小学校の児童はとても恵まれた環境にいるといえるでしょう。
“本物に触れる教育”という当校の考えが、CAにも見事に繁栄されているように感じました。
「創作展」のような、練習の成果や、学習内容を発表する場があるからこそ、児童は目標意識をしっかりと持つことができ、それに到達するために努力できるのではないでしょうか。
この「創作展」は、在校生のご家族に児童の作品や発表を見て喜んでもらうと同時に、児童を成長させる場として、大きな意味を持った文理教育の一環なのだということを取材を通して改めて感じることができました。
これから受験されるご家庭の方も、「創作展」では文理小学校の教育や考え方など、色々なことを感じ取ることが出来る貴重な場となっていますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。また、同日に西武学園文理中・高で文化祭が開催されていますので、そちらにも足を延ばして小・中・高全体の活動の様子をご覧になってください。、

 

 

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