日出学園小学校　学校取材レポート　　小学校受験新聞

「児童の個性と特質を伸ばす」という教育理念と、「なおく・あかるく・むつまじく」を校訓に掲げている日出学園小学校。

日出学園小学校の児童の様子を取材してまいりましたのでご覧ください。

取材　2014年11月

日出学園小学校　紹介ページ

所感

日出学園小学校は2014年度入学者から、1学年102名で、1、2年生は1クラス26名×4クラス、3年生からは1クラス34名×3クラスで学年運営を行うようになりました。
児童数の多い小学校ですから、大人数ならではの様子が随所に見られます。例えば、下駄箱は児童の集中を避けるため1,2年生と3〜6年生の昇降口が別の入口になっています。
非常勤講師を含めて約50名の先生が学校にいます。児童がすべての先生を知っているわけではありませんが、大勢の先生方が自分たちを見守ってくれているという安心感を児童は持っているようです。
以前の取材時に、廊下でのマナーについて、他学年担当の先生が児童に注意している場面がありました。児童が教室に戻る際に「あの先生怖いな・・・」と友だちにささやいているのを耳にしました。自分の知らない先生（大人）から叱ってもらえるというのも今の時代では貴重なことかもしれません。
2008年夏に新校舎が完成し、広く綺麗な校舎と充実した施設の中で児童たちは学校生活を送っています。遊具が充実しているのも日出学園小学校の特徴です。上の写真以外にも遊具がたくさんあります。

学習面では、低学年から漢字の書き方学習に力を入れ、国語・算数ともに基礎学習の徹底を図っています。
副教材の使用もとても多く、全学年「けいさんプリント」「かんじプリント」があり、それらの昇級テストも実施しています。
「けいさんプリント」は、“早く正確に”を目標にして満点合格を目指し、「かんじプリント」は“とめ、はね、はらい”に気をつけて満点合格を目指しています。
1〜3年の算数は私立小学校独自のプリント教材を使用しています。また4年〜6年の算数、社会、理科は市販の問題集を授業で使用しています。
5年生になると算数は習熟度別授業になります。理科もティームティーチング授業を行い、きめ細かな指導を行うようにしています。

このような取り組みが「全国学力調査」に結果となって表れています。毎年4月の調査に参加していますが、公立小学校の平均点よりもはるかに高い平均点なのは当然ですが、国立小学校の平均点よりも高い得点を記録しています。
6年生は日出学園中学校か他の私立中学校を受験するのかを選択することができます。
毎年、有名私立中学校に多くの児童が進学しています。
充実した施設と、教育環境の中で児童たちは楽しく学校生活を送っていました。