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小学校受験新聞TOP私立小学校特集 >日本私立小学校連合会
 

特別寄稿 「失敗をしない小学校の選び方」


日本私立小学校連合会 元会長
東京初等学校協会 元会長
平野 吉三

失敗をしない小学校の選び方

 

来年度の私立小学校の受験日がいよいよ近づいてきました。毎年ながら私立小学校に入学させたいという親御さんにとってはこの時期は緊張の秋といえるでしょう。
ここ数年来私立の小学校は全国的にも、また首都圏においても新規に開校する学校が目立ってきました。それにあわせて私学への希望者が年々増えてきていることも確かで、この傾向は当分続いていくものと思われます。なぜこれほどまでに私立の小学校に人気があるのでしょうか。その理由をいくつか拾ってみますと。

 

1. 創立者の教育理念や歴史と伝統に支えられ、特色ある教育の内容が明確であり家庭の教育観に近いので安心。(親の出身校という理由も含まれる)

 

2. 宗教教育等を通して豊かな人間性を育ててくれること、また心の教育や礼儀作法をきっちと身につけてくれる。

 

3. 豊かな自然の中で感性や創造力を磨き、こどもの発想や感動、好奇心を大事にしてくれる。

 

4. 国内・海外への体験学習や語学の授業、また、国際感覚を育てるプログラムが用意されている。また、帰国子女にとってきめ細かなフォローがなされる。

 

5. 大学まで16年間一貫教育を前提にのびのびと育ち、大学受験の心配はいらない。

 

6. 音楽やスポーツに力を入れて心身ともに健全な子どもを育ててくれる。

 

7. 公立の実情をみると何となく不安を感じる。ある程度似通った家庭層が集まる私立の学校に入れると気持ちの上で安心。

 

8. 私立に勤める先生集団が教育の目標に向かって達成しやすい風土にあり、一貫した内容を学ぶことができる。

 

以上いくつか上げて見ましたが、要はわが子にどのような教育環境のもとで学ばせたいのか、親御さんの明確な教育方針によって学校選びが絞られてきます。ただ私立小学校に共通して言えることは、ひとり一人異なる能力を可能な限り伸ばしてくれることや、人格形成のためにいろいろ工夫が凝らし、公立とは一線を画した特色ある教育内容を実践していることは確かなことです。


文部科学省のこれまでの動きの中で、詰め込み教育における学校崩壊からゆとり教育へと大幅な時間数の削減と土曜日の休日を導入しました。その後学力低下が叫ばれ再び指導要領の改訂で授業時間数の増へと、問題が浮上してくる度に方針を変えてくる国の教育施策への不満と不安が私学を志向する人たちにはあるようです。勿論私立学校も指導要領に沿った部分は多いのですが、私学としての独自性や自由裁量も認められており、時代の流れや行政の方針に左右されない地に足をつけた教育が実践できる環境にあるのも私学の強みと言えるでしょう。


以上私立小学校の内情や魅力について感じ取っていただけたかと思いますが、私立の学校であればどこでもいいのかという考えは禁物です。わが子に合った学校選びは慎重でなければなりません。受験をさせる親御さんの中には有名校であればどこでもよいとか、大学までエスカレーターで上がれるからといった方もおられますが、そうした選択は決して好ましいとはいえません。親の教育観や子どもの性格と照らして最も相応しい学校を見つけることが最良の選択だと言えます。
そこでより具体的に学校を選択するチェック・ポイントをいくつか上げてみましょう。

 

1. 通学可能な範囲であるか(1時間以上通学にかかるのは避けたい)

 

2. 複数の学校を訪問し、学校の雰囲気(環境)、在校生、教職員の様子をみてわが子をここに預けたという思いになったか

 

3. 学校説明会で校長や担当の先生の話を聞き、その学校の目指す目標や理念が十分伝わり、こういう教育方針のもとで学ばせたいと思ったか

 

4. 児童たちのきちっとした様子みて、わが子もあのように育ってほしいと思ったか

 

5. 施設等の設備が行き届いていて清潔感を感じたか

 

6. 安全管理等に配慮されていることがわかるか

 

7. 最終的に2校ほどに絞り、両校を何度か訪問して、先生方に確認すべきところは遠慮なく確認する

 

  
そして最後に心しておかなければならないことは、私立の小学校に入学させると多くは高校あるいは大学まで併設しており、12年間あるいは16年間通うことになります。その間高額な校納金(授業料、交通費、諸費、寄付金など)を払い続けていくことになり、家庭の経済的な裏付けが担保できるかどうかの判断を最後にしなければなりません。経済的理由で在学途中に進路変更するケースもないとはいえず、子どもにも親にもそれは大変つらいことです。一時的な見えや世間体で私学に入学させることは禁物です。ゆとりをもって長いスパンで子どもの人生を考えることが、本当の意味で子どものためになるのではないでしょうか。


東京の私立の小学校に通う子どもの数は全体の4.8%に過ぎません。私立に入学した人が人生の成功者でもなければ、将来の幸運を約束されたものでもありません。人間の能力は人それぞれ伸びる時期があり、誰もが固有の才能を秘めています。本当に学ばせたい小学校は、公立なのか私立なのか、私立であればどの学校を選ぶのか、わが子の性格や能力に合わせて判断することが、今、親に与えられた最大の選択ではないでしょうか。

 

日本私立小学校連合会 元会長
東京初等学校協会 元会長
平野 吉三

 

 

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