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HOME>こぐま会代表 久野先生に聞いてみよう! 11

 こぐま会代表 久野泰可先生に聞いてみよう!

読者の皆様から、幼児教育や小学校受験学習についてのご質問やお問い合わせを多く頂戴いたします。また、問題集や教材の使用方法についてのご質問も増えております。
小学校受験新聞では、幼児教育、小学校受験学習、教材の使用方法など質問について、幼児教育実践研究所 こぐま会 代表 久野泰可先生にお答えいただき、皆様の家庭学習の参考にしていただければと思っております。


家庭学習や教材、小学校受験に関することなどの質問を受け付けております。ご質問の多いものの中から弊社で選び、久野先生にお答えいただきます。

 久野先生に質問がある方はこちらから

 

第11回

 

ノンペーパー校を受験します。ペーパー学習はいつまで行えばいいのでしょうか。また、効果的な学習法を教えてください

 

久野泰可先生からのお答え

 

結論を先に言えば、ペーパーテストのない学校を受験される場合も、入試直前までペーパー学習は続けたほうが良いと思います。なぜなら具体物であろうと、カードであろうと、ペーパーであろうと、考える力を問う問題は同じような趣旨の問題が多いからです。しかしペーパーでは出来ない問題やペーパーだけでしか出来ない問題もありますので、ある程度の基礎学力がついた段階では、過去問を参考にしながら、ペーパーでやっても意味のない問題は具体物やカードを使って行うべきだと思います。

 

 具体的にお伝えしましょう。例えば「四方からの観察」は、位置表象の代表的な問題ですから、ペーパーでも出題されますしペーパーを使わない学校でも出されます。ペーパーを使う場合は選択肢から選ぶ問題が多く、ペーパーを使わない学校は反対からの見え方を画用紙に描かせる方法を取ります。どちらが難しいかといえばもちろん後者のほうです。また分類の課題の中にはいろいろありますが、ペーパーを使う場合は「仲間はずれ」の問題が多く、ペーパーを使わない場合は二者の異同の説明や観点を変えた分類の形式で出されることが多く、これも後者のほうが難しいと思います。このように同じテーマの場合は、ペーパーを使わないほうが難しい場合が多いのです。ですから、そうした難問の基礎をしっかり固めるためにペーパーを使って練習することは必要です。


 ただしペーパーを使わないテストは、理由説明を求められたり、実際に書いたり作ったりして答えることが多く、それをペーパーで練習することには限界がありますので、ある時期からペーパーの量を減らし、具体物操作や言語化の練習を強化する必要があります。これから入試までの数ヶ月はそうした考えで進める必要があります。口頭で答えることや理由説明をしたりすることに自信をつけておかなくてはなりません。ペーパーを使わない学校は、個別テストの形式で行うことが多く、当然答え方も口頭で答えることが多くなります。子どもの性格等も考えるとペーパーでやってもらったほうが得意な子も大勢います。ですからペーパーのほうが難しく個別テストのほうが易しいということはありません。事実、教育相談にのっていると、ペーパーは満点近く点が取れるのに個別テストになると点が取れない・・・という方が大勢見られます。つまり口頭で答える分、答えの根拠を求められることが多く、本当に理解していないと説明できないのです。

 

またペーパーを使わない学校でも、その内容はまちまちです。まったく学力に関する試験がない学校もあれば、ペーパーは使わないけれども学力に関する試験は相当難しい問題を出す学校もあります。ですからペーパートレーニングを少なくして、試験の方法に合わせた学習に取り組む必要はありますが、仮に運動や製作だけの問題であったとしても、活動に取り組む姿勢やその振る舞いは、結局のところ「学力」に支えられているはずですから、試験の形態はどうであれ学力はある程度高めておかなくてはだめです。そのために家庭学習における繰り返しのペーパートレーニングには意味があるのです。


  

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