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森村学園初等部 学芸会 レポート

 


森村学園初等部 学芸会 レポート

森村学園初等部では、毎年この季節に「学芸会」が催されます。

体育館には大勢の保護者の方がみえ、壁際にはたくさんのビデオカメラが並んでいます。

1年生から6年生までが活躍する森村学園初等部の「学芸会」を取材してまいりました。ご覧下さい。

 取材日:H21年3月1日

 

 

森村っ子が大活躍する学芸会が開かれます。日頃の授業を発展させ、自分達で考え、生き生きと演じる子ども達の満足げな顔に出会えます。

学芸会は、日頃の授業の成果を発表する場であると共に、子ども達の思わぬ可能性に出会える場でもあります。

舞台狭しと活躍する子ども達の姿。道具作りや裏方仕事に精を出す子ども達の姿。どの姿を見ても、子ども一人ひとりの成長が実感できます。

ご多忙とは存じますが、初等部教育の一端をご覧戴き、ご指導賜りたく、ご案内申し上げます。

(パンフレットから)

森村学園初等部
校長 長松 光一

 

学芸会 2009

 

始まるまでの様子

 
一番最初に発表する3年生が準備を始めているところです。 1年生の開会のことばで学芸会がスタートです。  

 

3年生

3年生 「森村スーパーよさこい」

3年生は120人の力を合わせて、高知県の伝統文化である「よさこい鳴子踊り」にチャレンジします。高知県庁よりお借りした「よさこいはっぴ」を身にまとった3年生が奏でる鳴子の迫力ある音色を、ぜひ、全身で感じてください。
もうすぐ百周年を迎える森村学園の伝説となる舞台、お楽しみに!

 

 

 

2年菊組

2年生 「ネコはネズミがきらいです」

ネコが、ネズミを嫌いなのには理由があったのです。ある年の大みそか、神様からお手紙が届いたところからお話が始まります。
「お正月の朝に神様のところへ来た十二番目までの動物に年をやる。」
これが、現在の十二支のはじまりとなっていくのですが、このとき、ネズミはネコを・・・。

 

 

4年藤組

4年藤組 共同制作「ザ・DONBURAKO」

みなさん、よくご存知の昔話といえば・・・、そう、桃太郎が有名ですよね。今回4年藤組では、この桃太郎のお話を変えて、新たな4年藤組版桃太郎を作りました。桃太郎と鬼の戦いが現代社会では、どのように繰り広げられるのでしょうか?!あの桃太郎が現代社会では社長に?!一味ちがった桃太郎をお楽しみ下さい。

 

 

 

演劇クラブ

演劇クラブ 「卒業スナップ」

言いたい事を何でも言ってしまう転校生みどり。その態度が気に入らないありさとその仲間たち。何かにつけて衝突ばかりしているが、そこには自分の変えたい過去や、表面とは違った思いがそれぞれにあった。彼女たちの思いがそれぞれにあった。彼女たちの思いが卒業写真に撮られた時、それは最後の思い出の写真ではなく、これからの思い出づくりのはじまりの写真となった。誰もが心に持つであろう悩みや不安そして人間関係を演劇クラブが演じます。

 

 

4年藤組

2年藤組 共同創作 「魔法大戦争?」

魔法学校の子どもたちは、りっぱな魔法使いになるために、毎日一生懸命勉強をしています。ある日、いつも厳しい先生がお休みすることになってしまいました。先生のいないのをよいことに、子どもたちは魔法をつかって戦争を始めます。戦争とはほど遠いおかしな魔法の数々。果たして決着はつくのでしょうか。アドリブ好きな藤組のみんな、本番はいかに???

 

 

 

4年菊組

4年菊組 共同創作 「大切なのは、ゲーム?それとも・・・」

食事や睡眠、友達と遊ぶ事より、ゲームの方が楽しいという子どもたちの様子を見て、ゲーム界の魔王は、自分の世界に取り込み、思い通りに使おうとします。5人の姫がさらわれたり、魔王の手下との対決があったりと、ハラハラドキドキ・・・楽しい場面もいっぱい! さて、子どもたちは、魔王を倒し、無事にもどる事ができるのでしょうか?4年菊組からのメッセージ、『心の絆』・・・が、届きますように!

 

 

 

5年劇団

5年劇団 「せかいのおわるひ」

世界の終わる日-。あなたであれば誰とどのようにして過ごし、そして何を思いますか。1910年の世界に生きる小学生の「ノゾミ」やその仲間たち、家族たちは突然のようにその日を迎えてしまいます。その中で見つけたそれぞれの大切なものとは。当時の新聞記事や資料をもとにした物語を5年劇団が紡ぎます。ご期待ください。

 

 

 

長松校長先生の挨拶の様子。 舞台準備の様子。

 

 

1年生
  
1年生が会場に入ってきました。 幕が上がる前、先生から「失敗を怖がらずに元気に楽しもう!」と声をかけてもらっていました。    

1年生 「〜大きなかぶより〜 力をあわせて」

「うんとこしょ!どっこいしょ!!」なぜか力の入る不思議な呪文。皆さんもよ〜くご存知でしょう。今年の1年生は、またまた「大きなかぶ」にチャレンジです!1年生のかわいくて元気な姿に癒されて下さい。会場の皆さんもご一緒に、そ〜れ「うんとこしょ!どっこいしょ!!うんとこどっこい!どっこいしょ!!」みんなで力をあわせて引っこ抜きましょう。

  
成功を喜ぶ児童と先生。 大きなかぶを囲んで、校庭で記念撮影。左側は保護者の方たちです。それにしても凄い人数です。   

 

 

 

4年桜組

4年桜組 「街の灯」原作チャップリン

この劇は・・・・・・無言劇です。
4年桜組が心をひとつにして・・・・お楽しみに!

 

 

 

ダンスクラブ

 

 

 

2年桜組

2年桜組 「まもれ!ぼくらの地球を!!」

原始人たちのもとにおくられたタイムマシーン。それは神様からのメッセージだった。21世紀の地球にワープし原始人たちが見たものは、工場廃水で出来ているガールズゴミラーに乗っ取られた海の世界、アースブレーカーにコントロールされていく地球人の生活。このままでは地球があぶない!クラスみんなが関心を持っている環境問題やエコ活動をみんなのアイデアで楽しくまとめた桜組の壮大なドラマ、ぜひご期待下さい。

 

 

 

6年劇団

6年劇団 「勇者セルシオ物語(『勇者グロリア』より」

劇作りに取り組むことになった6年生5人組、明日の国語の時間に発表しなければならないのにけんかばかりでまだ何も決まっていません、一体どうなることやら・・・。
5人の子どもたちが考え出した一連の空想物語を舞台上で演ずる劇中劇です。下手の現実世界と上手の空想世界、さらに空想世界の黒子が織り成すテンポの良い展開をどこまで演ずることができるか、劇団員26名が演じます。ご注目下さい。

 

 

 

6年生代表による閉会のことば 片付けしている様子 片付けしている様子
   
片付けしている様子    

 

 

 

森村学園初等部の学芸会は、8:50〜15:30まで、お昼休みなどを挟みながら、長時間にわたって行なわれます。今年は1年生も最初から最後までお兄さん、お姉さんの発表を見ていました。

5,6年生は、学年で希望者を募り、劇団を組み、劇に出ない児童は裏方に回ります。音響、照明、舞台準備などを行ないます。

5,6年生は、完成度の高い素晴らしい劇を披露していました。

当校の学芸会は、通常の劇、共同創作、無言劇、ダンスなど、幅広い発表を見ることができるのが特徴です。

4年藤組が発表した「ザ・DONBURAKO」は、紹介したように、“桃太郎”を現代社会に置き換え、「雇用問題」、「人間関係」などを面白ろおかしく織り交ぜながら劇が作られていました。

1年生の「〜大きなかぶ〜力をあわせて」は、ストーリーや構成が一工夫され、全校児童に掛け声で協力してもらいながら劇を進めていきました。

4年桜組の「街の灯」は、学芸会では珍しい無言劇に挑戦し、大きな拍手をもらっていました。

先生は、劇の完成度よりもそれに至るプロセスを大切にしたいとおっしゃっていました。また、短かい練習期間でここまでよくまとめたなぁ、と関心する先生もおられました。

長い時間を感じさせない、内容豊富な森村学園初等部の学芸会でした。


 

 

森村学園初等部 展覧会レポート

 

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