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日出学園小学校 日出祭レポート

 

日出学園小学校 日出祭レポート

10月11日(土)、12日(日)に日出学園幼・小・中・高で日出祭が行なわれました。

11日(土)は第1アリーナを使って、小学校の学芸会を行います。

その学芸会を中心とした日出祭の様子を取材してまいりましたのでご覧下さい。

取材 H20年10月11日

 

 

「日出祭」を迎えて  (パンフレットから)

「読書の秋」、「芸術の秋」、「スポーツの秋」等と呼ばれるように、勉強は元より、運動にもじっくりと腰を据えて取組むことが出来るさわやかな気候の秋を迎え、皆さんは日々充実した学園生活をおくっている事と思いますが、二学期の一大行事である学園祭の日がやってきました。
皆さんが楽しみにしている学園祭は、学園生活の成果である書道、絵画、創作物等々の作品展示及び演劇、合唱、器楽演奏等の学芸会を通じて、皆さんの学園生活、そして成長を友達、家族、及び先生に見ていただく催しですが、同時に、創作物の展示・教室の飾り付け、学芸会の練習を通じ、仲間と協力して物事を創り上げることの大切さ及び楽しさを皆さんが学ぶ大事な機会です。
新校舎の完成を踏まえ、今年の学園祭は「日出祭」と名称を変更し、幼稚園・小学校・中学校・高等学校で同日に開催されますが、加えて、ひので会主催の「ひのでの集い」も同時開催となります。
皆さんには、知恵を出し合い、かつ、仲間と協力して思い出に残る素晴らしい学園祭を創り上げると共に、学園全体の催しである「日出祭」を大いに楽しんでいただくよう期待しています。
最後になりましたが、保護者の皆様には、この機会に、展示作品、学芸会等を通じて、お子様の成長をじっくりご覧いただくと同時に、お子様と一緒に日出祭を楽しんでいただくようお願いいたします。

理事長・学園長
青木 貞雄

 

行事は子どもを成長させる  (パンフレットから)

秋空がさわやかな季節となりました。
いよいよ日出祭、子どもたちの晴れの舞台がやってまいりました。子どもたちは、この日出祭に向け、考え工夫を凝らし準備してまいりました。
一人ひとりの子どもには役割があります。一つひとつの役割が結集することによって、一つのことが成就されます。子どもたちは、これまでに運動会・宿泊学習などの行事を、学級・学年の活動や異学年集団による縦割り班活動を通して経験してきました。このような学習活動を通して、一つのことを成し遂げるには、自分自身が全力を尽くすことを前提に、みんなと一緒に協力することが大切であると気づくようになりました。行事は子どもを成長させます。そして、さまざまな役割を担うという責任が子どもを成長させる触媒となるのです。
「役割」のもう一方の重要な担い手がいます。観客としての日出祭に参加される保護者の皆様です。どうぞ「観客の力」を発揮して、演じる子どもたちと会場が一体になるようご声援をお願いします。わが子の過去と未来の姿、「成長する姿」に出会えます。保護者の皆様には、さまざまな場面の子どもたちをご覧になり、子どもたちが創った日出祭が成功するよう大きな力を与えてくださるようお願いします。

日出学園小学校 校長
黒木 実

 

学芸会 午前の部(1年〜3年)

新校舎で行なう初めての日出祭です。 たくさんの保護者の方が来校していました。 学芸会は第1アリーナと呼ばれる体育館で行なわれました。児童席を含めて1000席用意しましたがすぐに埋まってしまいました。
会場に入る児童たち 1年生4人による“はじめのことば”。とても可愛らしかったです。 その頃、会場外では1年生が最後の練習を行なっていました。ニンジン、ジャガイモ、ダイコン、モグラ役の児童が先生の話を聞いています。
こちらも準備OKです。 1年生劇「はたけのしたは おおさわぎ」が始まりました。 モグラをやっつけるカエルたち。衣装が凝っています。
劇が終わりそでにはける1年生。 第2アリーナでは、2年生が衣装に着替えています。 劇が始まる前に、舞台横のスクリーンで練習風景や意気込みが映し出されます。
2年生の劇は「じゅげむ」 活舌よい言い回しに練習の成果を感じます。 そでで出番を待つ児童たち。
大勢の観客の前でも堂々とした演技を見せてくれました。 納得の芝居に笑顔がこぼれます。 第2アリーナで記念撮影。
3年生の児童が先生のお話を聞いているところです。 3年生は「ブレーメンの音楽隊」を演じました。 背景の絵も自分たちで描きました。
みんな楽しく劇ができたようです。 劇が終わると1年生全員の合唱と合奏が始まりました。 「手のひらを太陽に」「きらきらぼし」などを聞かせてくれました。
会場係の6年生が舞台に向かう2年生を送り出していました。 2年生は「翼をください」「聖者の行進」などを聞かせてくれました。 大太鼓、鉄琴も上手にできました。
大きな声で歌ってくれました。 そでに引き上げる2年生。 3年生は「小さな世界」「音楽のおくりもの」などを聞かせてくれました。
   
広いステージです。    

 

 

展示会の様子

「情報」の教室 「書写」の教室 「文芸」の教室
「社会科クラブ」の教室 「社会科クラブ」の児童たち 「制服バザー」の教室。行列ができていました。
「図工」の教室 「家庭科クラブ」の教室。仲良く肩を組んで見て回っていました。 「理科クラブ」の教室。実験を披露しているところです。
作品についてお子さんの説明を聞いている様子です。 「夏休み自由研究」の教室 どの作品もよく出来ていました。
近くで見ると細かいところまで再現されています。 お母さんに制作の説明をしていました。 コモンスペース
小グラウンドでは食事のお店がたくさん出店されています。 カレーライス、ホットドック、焼きそば・・・メニューが豊富です。 お腹が空いた〜。小グラウンドはカレーの美味しそうな匂いが漂っていました。
午前の学芸会を終えた3年生の教室。 午後の学芸会を控えた4年生たち。 本番に備えて練習中です。
   
吹奏楽クラブの児童たち。    

 

学芸会 午後の部 (4年〜6年)

午後の部は、黒木校長先生のことばで始まります。 4年生劇「王様は四角がお気に入り」 出番を待つ児童たち。
後ろにかけられている国旗も手作りです。 吹奏楽クラブによる合奏の様子です。 アフリカン・シンフォニーなどを演奏しました。
入れ替わりの時「良かったよ!」と声をかける5年生。 次の演目の準備を行なう先生方と会場係の6年生。 2階ではパソコンなどを駆使して演出効果を高めていきます。
5年生が先生と劇の確認をしています。 5年生の劇は「今世紀最大のバカの話」 ミュージカルクラブの音楽劇「ふたごのシンデレラ」
綺麗なドレスが舞台に映えました。 大成功! 6年生の劇「注文の多い料理店」
舞台横のスクリーンを効果的に使い劇を盛り上げていました。 自分たちの出番を待つ児童たち。 第1アリーナの外ではバトントワリングクラブの児童たちが踊りの確認を行なっていました。
バトントワリングクラブ演技「ディズニーメドレー」 広いステージで元気いっぱいの演技を見せてくれました。 うまく演技ができたようです。
4年生の合唱と合奏がはじまりました。 「大きな古時計」「金婚式」を聞かせてくれました。 5年生は「たんぽぽ」「マイアミビーチ・ルンバ」を演奏しました。
5年生の演奏の様子。 6年生の合奏は「メリーウィドー・ワルツ」「闘牛士のマンボ」です。 会場から大きな拍手をもらっていました。
無事に学芸会が終了して会場を後にする児童たち。 児童や保護者の方が帰った後、会場係の6年生は後片付けの作業が残っています。 小学校校舎の音楽室まで楽器を運ぶ会場係の児童たち。
教室に戻った児童たちは先生からお褒めの言葉をもらっていました。 こちらの教室では合奏の大成功を祝して万歳をしていました。 楽しそうに下校する児童たち。
   
こちらは家族と下校する児童たちの様子です。

 

 

所感

新校舎で初めて行なった日出祭は、 児童も、先生方も、保護者の方も今までの学園祭とは大きく異なった運営に新たな気持ちで取組んでいたように思いました。
小学校のメインはなんと言っても「学芸会」です。
開始前から、会場の1000席は埋まり、保護者の方たちの期待が高まっていました。
日出学園小学校は1学年4クラス140名という大きな規模の私立小学校です。ですから学芸会も、午前・午後に分けて開催されます。
午前の部は1年〜3年生で7演目、午後の部は4年〜6年生で9演目あり、かなりのボリュームがある学芸会です。
学年演目の間に、吹奏楽クラブやミュージカルクラブ、バトントワリングクラブの発表などがあり楽しませてくれます。
各学年の合唱・合奏は全児童で行ないます。全ての児童の顔が見えるように座り方などに配慮が見られます。
各学年の劇は、希望者で構成されています。希望者ですから、会場いっぱいのお客様を前にしても堂々と演技を行なっていました。
これだけたくさんの児童がかかわる学芸会ですから、担当される先生方はとても忙しそうでした。
演目前に練習風景を映したり、演目の中でも使用したりと、舞台横のスクリーンを効果的に使用し、演出に工夫を凝らしている様子が印象に残りました。
全校生徒が800人を超える日出学園小学校らしい盛大な学芸会でした。


 

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