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自由学園初等部　入学式レポート

Ｈ20年4月8日に行われた自由学園初等部の入学式を取材してまいりました。

当日は生憎の雨でしたが、小学校生活に希望を膨らませて入学してきた新入生の様子をご覧下さい。

 

 

　受付の様子

   
在校生が通路に立って案内します。青い傘の児童が案内係です。
    
上級生が受付をしています。
上級生が名札をつけてあげます。
  
 
こちらは、体育館前の保護者受付の様子です。
 保護者の方が受付を終えて会場に入ると在校生が挨拶して迎えます。  

 

 

　受付後の児童の様子

児童の受付が終わると上級生が1年生の教室まで案内してくれます。
上級生はトイレにも付き添ってあげます。 １人ひとり親切に対応してあげていました。
 入学式会場に向かう前に、担任をされる鮫島先生からいくつかのお話がありました。
   
こちらは同じ校舎の新2年生です。1年経つとこんなにも立派に育ちます。
新入生の様子が気になるようで、受付にちょくちょく顔を出していました。		    

 

 

　入学式会場（体育館）

入場前の様子です。前にいるのは引率する上級生です。上級生も新入生も緊張していました。 ピアノと保護者の方たちの手拍子の中、新入生の入場です。 視線を感じてか少し照れくさそうです。
新入生40人が揃いました。この後国歌斉唱や先生紹介がありました。 児童一人ひとりが、鮫島先生に制帽を被せてもらいます。 この制帽が自由学園初等部の生徒の証です。
2階から撮影。   制帽を被っただけでどこか凛々しく見えます。

 

 

 

　お祝いの言葉

矢野学園長からお祝いの言葉がありました。
「皆さんは今日から自由学園という家族の一員となりました。」		 2年生から6年生までがそれぞれお祝いの言葉を伝えます。 2年生が「さんぽ」を元気に歌ってくれました。
上級生の言葉や歌をしっかり聞いている新入生たち。 新入生退場。 緊張が解けて笑顔を見せる新入生たち。

 

 

　記念撮影とそれまでの様子

写真撮影の支度ができるまでの間、別室で待っている様子です。ちゃんと体育座りをして待っています。 トイレへの引率も、順番待ちも上級生がしっかり面倒を見ます。 準備が出来たところで、新入生と全教員とで記念撮影を行いました。6年後にはどんな児童になっているかな。成長が楽しみです。

 

 

　1年生の教室
写真撮影が終わり、教室に戻ってきた新入生。保護者の方が見守る中、先生から明日の持ち物などについてのお話がありました。 最後に、先生が絵本を読んで下さいました。 今日の天気にちなんで、「あめがふるひに」という絵本です。鮫島先生は1年生の担任を何年も続けて受け持たれている経験豊かな先生です。
優しい声で児童に語りかける姿がとても印象的でした。		 先生が絵本を読んでいる間、静かに耳を傾ける新入生たち。
   
明日からの楽しい学校生活を想像しながら帰る新入生たち。    

 

 

 

所感
朝から降り続く雨のため、保護者の方も児童も初登校は大変な様子でしたが、どの新入生も今日という日をとても楽しみに春休みを過ごしていたようです。この日を待ち望んだのは児童だけではなく、保護者の方も楽しみにしていたようです。どの保護者もすごく嬉しそうでした。
祖父母をお連れのご家族も多く見られ、初めて来校される祖父母の方は自由学園の自然溢れる環境をとても喜んでいらっしゃいました。
木々の葉や天然芝の緑が映える晴天の日に来校されると、自然の中にある学校だというのを更に感じるのではないでしょうか。
入学式は、華美なものではなく、自由学園初等部らしい手作り感に溢れており、在校生、教員、そして保護者からの温かみを感じることが出来る式でした。
また、面倒見の良い上級生の存在が、当校らしさを感じさせました。
新入生たちも、5,6年後には自分たちがしてもらったように新入生を温かく迎えてあげられることでしょう。
レポートにもあるように、新入生の記念撮影には全ての教員が納まります。
全教師が全生徒と関わっていくという当校の考えが表れているシーンだったと思います。

 

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